stand alone
今日は銀座で焦げ茶色の革の手袋と毛糸の帽子を購入。 ここんとこ寒いんだもの。 ブローチは数シーズン前にLIMI feuで買った。 当時、珍しく「なんでこれ買ったんだろう…」と首をかしげる程に 思い入れのないアクセサリだったのだが、最近発掘さ […]
続きを読む鈴木マイのホームページ:世界の古い街、植物園と博物館に行くのが夢。
今日は銀座で焦げ茶色の革の手袋と毛糸の帽子を購入。 ここんとこ寒いんだもの。 ブローチは数シーズン前にLIMI feuで買った。 当時、珍しく「なんでこれ買ったんだろう…」と首をかしげる程に 思い入れのないアクセサリだったのだが、最近発掘さ […]
続きを読む小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫)読了。 前回の日記にて、ゐさんに「オイラーの公式萌え」の書き込みをいただき、昨日は昨日でゆはとオイラーの公式やらフェルマーの最終定理の話をちょろっとし(「!」が階乗を表す記号だって生まれて初めて知った […]
続きを読む古本の神様。 来週から東京の果てまで電車通勤なので なにか本を…と思い、自転車で古本屋のハシゴ。 まずは動坂下の古書ほうろうへ。 ここは広いし、分類もきっちりされていて 芸術、文学、音楽関係は志を感じる品揃えなので 店内をぶらぶらしているだ […]
続きを読む谷崎潤一郎『春琴抄』(ちくま日本文学全集)読了。 な、なんじゃこりゃ…。 人に貸すのに書架から出したらなんとなく 読み始めてしまった。 なんだか濃ゆい師弟関係のうらさむい話であった。 「とうさんまあ何という事でんの姫御前のあられもない 男の […]
続きを読むBGMはひさしぶりにサザンです。 かっこよすぎです、サザン。全然好きなわけではなく 自腹でCDを買ったこともないのだけども 桑田圭介氏の日本語の語彙やリズムはかけねなしに天才的だと思う。 持ってるのは、学生時分にバイトしてた某レコード会社で […]
続きを読むようやくヘブ様が咲き始めた。 7月くらいから曇りが続いたりすると、 ぽつりぽつり1輪ずつ花が咲いていたのだが、 ここにきて涼しくなってきたからか いくつも蕾をつけるようになった。 種が出来ると嬉しいのだけれど。 ほんとうに空と同じ色をしてい […]
続きを読むI氏から落花生のおすそわけ。 隣国チバから密輸してきたらしい。 ミルクホールで珈琲を飲み、永井のりこのまんがと 中上の『千年の愉楽』の文庫とCDを借りる。 NOMADでさらにお茶を飲みI氏の出勤をお見送りしてから家路へ。 根津神社の祭礼らし […]
続きを読む小津安次郎の『秋刀魚の味』はフランスでは 「le goût du sake」(日本酒の味)と改題されているのだが、 ヨーロッパには秋刀魚はいないのか… というわけで今日も秋刀魚。 刺身も焼き魚も美味しかった… 「秋刀魚が食べたい! […]
続きを読む江國香織『落下する夕方』(新潮文庫)読了。 ああ痛い痛い痛すぎる。 たぶん女はみんな自分の中に梨果と華子の両方を見出すのだろう。 梨果の不甲斐なさに憤慨しつつも早く立ち直ってほしいと願い 華子の奔放な振る舞いが気持ち悪いと思いつつも許せる。 […]
続きを読む台風一過の物凄くいい天気。 江國香織『すいかの匂い』読了。 小学生の頃の回想を中心として短編集だが 江國のなかで一番怖い物語集だった。 あの頃怖かったものや、嫌いだったものを、実に簡単なことばで 表層意識にひきずりだされるような感じ。 淡い […]
続きを読むそんななか江國香織『きらきらひかる』(新潮文庫)読了。 江國の長編の登場人物は普通じゃない人が多い…と思うが (ゲイの夫とアル中の妻とか、妙にべったりしている変な家族とか 流れ者の母と娘とか…)江國の視点がわりと旧世 […]
続きを読む国境の南には。 ということで村上春樹『国境の南、太陽の西』(講談社)読了。 よくもわるくも真面目すぎる小説だった。 私だったら一日で白髪になってしまうような状況だ。 このなかで一番すごいのは有紀子だな。リアルな強さだ。 結局、中上は気合が足 […]
続きを読む村上春樹『ねじまき鳥クロニクル 第3部 鳥刺し男編』(新潮社)読了。 物語としては3部作の中で一番面白く読めた。 謎解きのところなんてたくさんの登場人物やオブジェが どんどん繋がっていって(実は繋がっていないのだけど) まるで京極小説のよう […]
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