この週末は久々に予定もいれずに家でだらだらしていた。
日曜の夕方、ようやく外に出たのだが、春のようにあたたかだった。
三崎坂で猫と遊んで、谷中の墓地を抜けて、日暮里へ。
御隠殿橋から電車を眺めて、繊維街へ行く。
古きものなどを物色して帯と襦袢を購入。
駅前のスーパーで買い物をして
谷中銀座の酒屋の軒先でビールを飲んで帰宅。
酒屋のおかみさんは上機嫌だった。
そんな日曜日。
この週末は久々に予定もいれずに家でだらだらしていた。
日曜の夕方、ようやく外に出たのだが、春のようにあたたかだった。
三崎坂で猫と遊んで、谷中の墓地を抜けて、日暮里へ。
御隠殿橋から電車を眺めて、繊維街へ行く。
古きものなどを物色して帯と襦袢を購入。
駅前のスーパーで買い物をして
谷中銀座の酒屋の軒先でビールを飲んで帰宅。
酒屋のおかみさんは上機嫌だった。
そんな日曜日。
先日は、キモノでセルリアンタワーの能楽堂へ。
Kyogen Loungeという、若手の狂言師の方々が
有志で「もっと狂言を身近に」ということで毎月開催されているイベントらしい。
狂言を習っているおともだちが、最近キモノにドハマリしていて
キモノつながりでお誘いいただいたのだった。
トルコ料理屋でがっつり食べて、いざセルリアンへ。
さて、メインの狂言の演目は『附子』。
その前に、ものすごく新しい試みとして裏方公開があった。
衣装を着つけるところを見せてくれたのだが
みなさん楽屋では紋付袴だそうでかっこいい。
「今まで男はスーツだと言っていたが、これからは『男は紋付』ということにする!」
と熱く語ったら、「いや、あのかっこよさは袴がメインなんだ」と諭された。
上は浴衣でも袴を履くと格段にかっこよくなるらしい。
な、なるほど・・・!
『附子』は教科書に載っているくらい有名な話らしい。
初心者向けのイベントなので、ちゃんと事前に解説が入るのもよかった。
もっとずっと何を言っているのかわからないかと思っていたが
結構セリフも聞き取れるし、アクションも大きくて面白い。
ちゃんとコメディとして笑えるものなんだな。
ボランティアで盲学校で演じたりすることもあるらしいが
目の見えないこどもたちも、音だけでどっと笑うんだそうだ。
すごいことだ。
終わったあとは狂言師の方々とお話したりもできて
なかなか得難い体験であった。
メインの狂言のほかにも、DJブースあり、バーやケータリングもあり
フレアバーテンダーのパフォーマンスあり、
和柄の洋服ブランドやデニムのブランド、果ては
オーダーメードのテーラーの方々まで出店を出して
かなり賑やか。本当に狂言を見まくっている人には
1演目で5000円というのは高いらしいが
入門で、これから見ようという人には楽しいイベントだと思う。
ちなみにキモノを着ていくと1000円引きなので
ご興味がある方はぜひー。

今日は、日本橋の三越で浴衣をお誂え。
祖母の刷り込みのせいで、日本橋三越というのは私のなかで特別な百貨店だ。
絞りの浴衣も、通販で誂えた方が安くすむのだけれど
ぜひとも三越で作りたかったし(予算的に浴衣くらいしか作れないし)
実際に肌にあてて選びたかったので、今日、行って反物を選んできた。
ちゃんと採寸もしてもらったので、6月中旬に出来上がるのが楽しみだ。
夜は、作曲家の弘田佳孝さんからいただいた日本酒「古都」を
ダンサーの卑弥呼からいただいた酒器でいただく。
古都は辛口なのだけど、ものすごく華やかな味で
本当に美味しかった。
漆にガラス加工してある酒器も、唇に吸い付くようにひんやりとして冷酒にぴったり。
おふたりのクリエイティブさを少しでもわけてもらえますように・・・(いやほんとに

今日は友人と日本橋に浴衣を見にゆく。
まずは利久庵さんで蕎麦。
昼間っからビールは最高ですなー。
わたしは美味しいと評判の納豆蕎麦をいただいた。ウマー!
昔は饂飩のほうが好きだったのに、最近は断然蕎麦だ。
三越は、さすがの品揃え。
あそこは女性だけでなく、男性の販売員でも着物を着ている人がいるのは流石。
○に「越」のマークの前掛けをしていて、江戸時代、呉服商の頃の三越には
こんな人が反物広げて右往左往してたんだろうなあ、というかんじで愉しい。
たいそう渋くてかっこよかったよ。
竺仙さんのはさすがの古典柄で本当に美しかったし
仕立て上がりで欲しいものもいくつか。
「このあいだ白地の綿紅梅を買ったばかりじゃないバカバカ」と思いつつ
「でもこういう柄ゆきは持ってないし…」なんてぼやきつつ
最終的には自分との戦いになるのであった。
その後、高島屋と、上野の鈴乃屋をひやかしたが
やはり三越が一番ツボに入ったラインナップで、
店員さんのかんじもよく、あそこで買いたい、と思わせる何かがあった。
それに日本橋三越本店のあのアールデコ風な建築は
なんかときめくんだよな~
今日は蒸し暑くて、ポリの襦袢にポリの単衣を着ていたのだが
ずいぶん汗をかいてしまった。
5月後半~6月は木綿の単衣がベストだな。

このあいだまで八重桜が見頃で、ぽんぽんのような
重たげな花鞠を枝にみっしりとつけていたけれど
それももう終わりで、花びらが風に乗って
坂をさらさらと流れていった。
そろそろ街路樹の躑躅が満開だ。
東京は今がいちばん美しい季節だと思う。
大都市だけど緑が多いし、下町では
路上ガーディナーたちが腕をふるっているので
桜が終わった頃から色々な花を見ることができる。
庭桜、蒲公英、花大根、芍薬、菖蒲、著莪、白山木
少し早いけれど藤、花水木、躑躅、山吹、末莉花、小手毬
などなど。
キモノを着るようになると、花の名前をおぼえないわけにはいかない。
季節はずれでも許されるのは桜くらいだから。
上野公園で、その場で名前を思い出せなかった「著莪(しゃが)」
この兄弟に日本固有の「ヒメシャガ(姫著莪)」というのがあって
「ヒメシャラ(姫沙羅)」と混同していたのだが
ヒメシャラはツバキ科ツバキ属だそうです。
ちゃんと調べてみるもんだ。
http://www.hana300.com/link04.html
4月のはじめ、友人にオーダーして作ってもらった簪を受け取った。
彼女の作るものは、アマチュアの域を軽く超えていて
石を選ぶセンスも、ワイヤー&チェーンワークも繊細で
工数とか、効率とか、生産性を考えていたら絶対できないような
貴族的な意匠なのだ。
銀の簪に、長い鎖が垂れて美しい。
和風のような、中近東のような、なんともエキゾチックな仕上がりに
年度末の疲れもふっとんで幸せになってしまった。
キモノでもドレスでも合いそうだ。
あとはこれに似合う美しい髪(と顔)だな・・・
これはちゃんと写真を撮らないと申し訳ない、と思っていたら
遅くなってしまったが、はじめてのオーダーメイド記念ということで
自室で撮影してみました。

■ aptform
週末は友人のギリシャ人デザイナーのミハイルが
代官山のマンションで展示即売会をやったので顔を出す。
ほんとうに哲学のあるデザインだし、素材にもこだわって
着ていて気持ちのよい服ばかりだ。
山本耀司とか、三宅一生とか、川久保玲とか
あのへんが好きな日本人は理解できると思う。
宮本亜門氏がお気に召したそうでTV出演のときに着てくれたそうだ。
これを機に、もっとみんなに知ってもらえるといいな。
わたしは定番の白いシャツを1枚お持ち帰り。
AWの14ゲージのカシミヤ混のニットカーデはオーダーした。
夏に届くのが楽しみだ。
I氏はサンプル品のカーデを購入。
日本でサイズの合う服をゲトできて喜んでいた。よかたね。
aptform
■ キモノ
銀座のアンティークモールで衝動買い。
亀甲柄の銘仙(こんなどぎつい色づかいで単衣ときた。夏には迷惑なくらい暑苦しい)と
ターコイズとフューシャピンクのツートンカラーという
これまたどぎつい色づかいの名古屋帯。
普段洋服だと、黒か杢グレイにデニムという貧乏学生みたいな服ばかりのくせに
ことキモノになるとビビッドなものを好んで選んでしまうのは反動かもしれない。
体型が体型なので、いわゆるアンティークのキモノというのは身体に合わず
裄も丈も短い。でも大正モダンだったりアールデコのにおいがすると
つい買っちゃうんだもんね。
キモノ部の人々は同じアンティークでもまったく毛色が違うのでかぶらない。
いわば、ゴルチェとシャネルとラルフローレンとウンガロくらい違うのだが
着物というだけで十把一絡げに「今日なにかあったんですか?」と皆に聞かれるのが愉快。
その後、伊東屋の前でまちあわせてI氏と丸の内のヴァンピックルで食事。
月曜に行くと、いつもの豚1頭がぶらさがってて壮観。
丸の内~二重橋前あたりの夜は好きだ。
道が綺麗だし、銀座みたいに人が多くないし、皇居が近いので風が通る。
東京の真ん中にいる気がする。
■ books
鳩山郁子「スパングル」(青林工芸社)
買って1年近く、ビニールに包まれたままだったのだが
ようやくとりだして風呂で読む。
しばらく昔の作品集だと言うことに気づかず読んでいた。
水琴窟の音を聴いてみたい。
水琴窟フォーラム・・・
■ キモノと旅
先週はキモノで熱海へ。
だるだるとコンドミニアムでDVDを見て、温泉に浸かって
ひたすら宿でキモノをとっかえひっかえして遊んだ。
旅行というと、くたくたになるまで観光してしまうので
たまにはこういうゆるーいのも良いものだ。
来宮神社の大楠様にもお参りしたし大満足。
■ 服
友人のギリシャ人のデザイナーMichail Gkinisのブランド「aptform」09AWの展示会へ。
本当に丁寧に作っていてコンセプトもしっかりしていて素晴らしい展示会だった。
それでも事務所が墨田区にあるとか、日本で参加したグループ展の時期には
有力なバイヤーがみんなNYに行っているとか
バイヤーが上司に「パリでみつけてきた」って言ったほうがキャッチーだとか
そんな些末な理由で日本のバイヤーにはとりあげてもらえない、という
悲しい話を聞いた。日本のバイヤーって何やってんだ、ほんとに。
だから洋服はどんどんつまらなくなっていくし、みんなユニクロでよくなっちゃうんだ。
(ユニクロにはちゃんと哲学もコンセプトもあるけど、それだけしかないのは絶対に嫌だ)
さっさとParisの展示会に出て、逆輸入させたらいいよ。
http://www.aptform.com
その後、新宿のルミネエストに行ったら、
フロア全体がイトーヨーカドーの洋品売り場のようになっていて萎えた。
どっからどこまでがひとつのブランドなんだかわからない。
セールが終わった瞬間、店頭のマネキンは全部パステルカラーの服着てる。
げんなりする。
OIOI ONE某店で、コンセプトのしっかりしたブランドを見たら
ちょっと回復したけど。
「豆千代」で、獏の帯留を買った。
あそこにいる伊藤文学みたいなおじいさんが謎すぎる。

金曜、深夜まで仕事して、そのまま麻布の「AZABU草ふえ」さんに行って朝まで飲んで
昼間は死んだように寝て、起きてキモノ着て、近所で女5人で姦しく飲み。
そういえば、今読んでいる幸田文の『姦声』は
随筆とも小説ともとれる不思議な文章なのだが
そのなかに
「下町の女には貴賤さまざまに、さらさら流れるものがある。それは人物の厚さや知識の深さとは全く別なもので、ゆく水の何にとどまる海苔の味というべき香ばしいものであった。さらりと受けさらりと流す、鋭利な思考と敏活な才知は底深く隠されて、流れをはばむことは万ない。流れることは澄むことであり、透明には安全感があった。下町女のとどこおりなき心を人が蓮葉とも見、冷酷とも見るのは自由だが、流れ去るを見送るほど哀愁深きはない。」
というのがあって、今日集まったのは別に下町女ばかりではないのだけれども
幸田文のこの鋭利な文章で描かれる下町の女のような魅力があるよなあ、と
しみじみ思ったのだった。
各自、他人に話せば相当深刻に受け止められる状況を背負ってたりもするが
それでもその隙間に酒飲んで笑うことだってできる。
それでなんとか立っていられる。
たまには力抜いて、適当に、美味しいもんでも食べてさ、などという
陳腐な慰めにムカつきつつ(美味しいものは好きだけど!)
綺麗なキモノ着て文学とか芝居とか花の話をして
それから現実に戻る。
持つべきものは美しい女ともだちだよ。
青木玉 『着物あとさき』 (新潮文庫) 読了。
この人の文章の品の良さは昔から好きであったが、
着物まわりのエッセイは初めて読んだ。
「祖父は、自分の力を上回る佳いものを与えられた時は
恐れずにその佳さを知り、努めて自分の能力を高め、
与えられたものを享受することこそが真に福を得たといえると説く。」
こういうことを、自分の祖父ではなく他人の祖父(幸田露伴だけど!)から
教えられるのであるから、やはり本は食わず嫌いせずに読んだほうがよいな。

週末はキモノ部の忘年会わーい。
前回UPしていた着物は、長着と羽織の袖の長さが合わなくて
前日に泣く泣く変更を余儀なくされたのだった。
まあ、女子ばかりだし、たまには女の子(子・・・?)らしく華やかに
行こう!と思って、母の(伯母のかも)蝶のキモノをひっぱりだす。
やはり正絹のしゅるしゅるした肌触りは気持ちいい。
これに、最近近所の古着屋で買った紫の絞りと更紗の帯と、
黒地に光琳菊のモダンな長羽織を着て完成。
羽織はポリエステルだが、居酒屋なんかに行くときはこっちのほうが重宝する。
醤油とか酒とばしても平気だし。
午後は、友人が本店で並んで買ってきてくれた
テオ・ブロマのマカロンを食べつつまったりとお茶をした。
(まったりとしつつマシンガントークだったが)
茶器はだいすきなチャイグラスだし、アンティークあふるるお部屋も素敵だし
女子度あがって満足ー。みんなそれぞれキモノの着方も個性的で、
眩しいのだった。
夜は男子も呼んで、みんなで居酒屋でかっぱかっぱと酒を飲んで盛り上がる。
すっかりキモノ熱が再燃して、今は羽織を仕立てようか思案中。
羽織って、この時期必須なのだけどびっくりするほど選択肢が少なくて
ここはいっちょ、反物買ってフルオーダーだ!と思うものの
それをやりはじめると無間地獄に落ちそうで怖い今日このごろ。

明日はキモノ部の忘年会わーい。
女子4名で姦しくマカロンを囲んで優雅にお茶会をした後
男子も呼び寄せて宴会の予定。
すごくすごく楽しみ。
キモノは小物が多いぶん、洋服以上にコーディネートするのが楽しい。
長着と、半衿と、帯と、帯揚げと、帯締め。
あと足袋に草履。
とにかく明日は歴戦のツワモノ揃いなので手が抜けない。
夏から秋にかけて修羅場だったので、衣替えもろくにできておらず
箪笥からひっぱりだした羽織には折皺が(涙
そしてずいぶん整理したと思っていたが
祖母の着物と帯がまた大量に発掘された。
この狭い家のどこに隠してあったんだろう。
祖母の身長が170cmだったらこれ全部着れるのに!(ねぇよ
とりあえず毎日、ダウンxニットxデニムxブーツで通勤して
バッグも変えず、ピアスも変えないという(←最低)
髭生えそうな日々だったので
女子度あげてこよう。
しかし男子からは
「お茶会で 毒 を 抜 い て か ら 、二次会にきてください。」
とのリクエストが。
なんのことかしらー。
隅田の花火の音を遠雷のように聞きつつ
公園で線香花火。
ノスタルジアー。
友禅のような花と薬玉?のYさま
おばあさまに仕立ててもらったという藍と桜のKさま
お誂えからあがってきたばかりの有松絞りのSさまと
鉄紺に蔦という玄人系のHさま
(あたしは時期も終わりの蓮)
というわけで、目の前に浴衣姿の女子が
線香花火をしているなんて、眼福だ。
寿命が縮まりそうだ。
その後は、近所の居酒屋で酒を飲みつつ
濃い(たぶんここに書いても共感度は0.2%くらいの)話をして
盛り上がる。
女子飲みは楽しいなー!

近所に用があったのだが、天気も悪くなんだか億劫で、
せめてと思い、浴衣を着てへろへろと出かけた。
せまい路地で、着物を着たおじょうさん4人とすれ違う。
一瞬、着物率100%の路地。
まるでネパール。
(ネパールでは女性はみんなサリーを着ているそうです)
しかし、着物の集団って、無駄に迫力出るのな。
自分が着てると気にならないのだが
はたから見てるとやっぱり凄い。見ちゃう。
おじさんは、おおむね高評価。
若い人は無関心。
外国人観光客は大喜び。
一番厳しい視線を送ってくるのが50代~60代のおばさん。
すれ違って、5歩歩いたら絶対に振り向いて帯をチェックする。(絶対!)
50代~60代ってのは、いちばん着物から遠いのだ。
着物といえばお茶かお花か、という訪問着の世界だし
そもそも着付けができない人も多い。
それでも心のどこかでは日本人としては着られてあたりまえ、という
オブセッションがあるんじゃないかしら。
それを20代~30代が軽々とカジュアルに着ていて
彼女たちにとっては、なんだか面白くないのだろうと思う。
逆に70代~は、着物を普通に着ていた世代なので
カジュアルな着物を受け入れやすいのか、
わりと生温かく見守ってくれる人が多い。

日曜
yさん企画の着物部スペシャル「着付け教室」を拙宅で開催。
着付けをちゃんと習ったことのあるkさんを講師としてお迎えする。
うちのリビングで、ああでもない、こうでもない、暑い、汗かいた
腕が痛い、ねじれた、まがった、落ちた、ずれた、
右か左かわかんなくなった(それはわたしだけだ)
などと言いつつ、長着の着付けと、帯結び(お太鼓)を習う。
kさん以外は本などを見つつ自分で研究して着ている人ばかりだったので、
実際に教わると「おおお、そういうことなのか!」と
肚に落ちるものであった。
もともとお太鼓というのは、自分で見ながらできないぶん
難しい帯結びだということだった。たしかに、帯の長さが
身体にあってないと、なかなか綺麗に始末できないし
自分の真後ろを自分で見ることはできないので難しい。
なんとかみんなで着付けて、谷中散歩。
着物初心者とは思えない渋い茶の縞に松の帯、紅い帯揚げが
なんとも色っぽいhさん。
重い花柄に儒子の黒帯を締めて、ゆるく艶っぽく着こなすsさん。
「ポリの着物に長傘持って出かけると雨が止む」という
微妙なジンクスをもって、見事雨を止ませたyさんは
赤の縞と躑躅の帯が5月らしくて軽やか。
講師のkさんは、藍の長着に更紗の帯で凛としたかんじ。
あたしは「チェス」という名前の角通小紋(眼が痛い)に、薔薇の帯。
さすがに女五人で着物で歩くと目立つようで
観光旅行中の外国人の方々に写真撮られたんだが
「このキモノガールたちは、 か な り 特 殊 な 部 類 だかんね!」
と、教えてさしあげたい…。
前回の柴又では三人三様だなあと驚いていたが、
今度は五人いてもまったく全員違うセンスで驚愕だった。
ノーブランドなぶん、洋服よりも個性が出るなあ。
谷根千界隈の古着物屋やら、イリアスさん、丁子屋さんで手ぬぐいなどを見て
根津神社でお参り。その後はNOMADでビール飲んで
はん亭で串をつまんで(揚げたてが出てきて幸せ!)、
谷根千の異次元路地をそぞろ歩く。
その後、千駄木で2軒目へなだれ込み、さらにだらだら飲む。
満腹。眼福。

仕事でいろいろありすぎて、淡々とこなしていたつもりだったが
さすがに思考が停止していたのがバレたのか
周囲が心配して、いきなりイージス艦レベルの助け舟が出動。
新年度とか組織変更とかでいいタイミングだったんだろうけど
とりあえず助かった。
仕事で空いた時間に銀座で化粧品も買ったし
チェロを練習したり写真を整理したりする心の余裕が出てきたので
ちょっとずつ上に向かっているようだ。
姉さまたちが立ち上げたmixiの恐ろしいコミュで盛り上がって、
キモノとかオビとかハンエリとか
とりあえず心の赴くままに買って満足。
去年仕立てた着物、今年は着るぞー。

雨と傘。
雨は嫌い。
正確に言うと、雨の日に仕事にいくのが嫌い。
嫌いっつうか、辛い。
からい、じゃなくて、つらい。
でも、今年は上等な傘を買ったのだ。
カーキとピンクと白のボーダーで
骨が多くて、強い風でもおちょこにならないやつ。
それでちょっとは気分がよいのだけれど。

カメラ。
自分に知識がないので
カメラとかレンズにお金をかけるのは、悪だと思いこんでたんだが(極端な。)
同僚のすすめでSIGMAの30mmの単焦点レンズを買ってしまったら、
明るいし、ボケ味もよくて、家のガラクタを撮ってもなんだかいい雰囲気に撮れるので
これはよいものだな、と思った。
カメラとかレンズにお金をかけるのは、悪じゃない!!
(・∀・)ジャナイ!!
早速この新兵器を持って、明日は撮影。
楽しみ。

イベントがたくさんあったのだが、平日の忙しさに全て打ち消され
ブログを書く気も起こらないような、そんな一週間であった。
■ レーザー光線
右眼、網膜剥離の予防ということで
レーザー撃たれた。執刀(?)の直前に
「どうやら今夜から嵐になるようです」と主治医に言ったら
「え、まじですか。今夜は教授と飲みに行く予定なんだけど・・・
どうしよう、本当に嵐なんですか。いや、まいったな…(エンドレス」と
思いのほか動揺され、ちょっと焦る。
手元はしっかりたのむよ。
「今から痛いところに撃ちます」と言われたが
痛くなかった。よかった。
■ ザクロ
日暮里の有名なペルシャ&トルコ料理「ザクロ」へ。
ハイパーテンション店長・アリさんにさんざんいじられ
連れ2名はベリーダンスのセクシーダイナマイトな姐さんに
フロア中央にひっぱりだされて踊らされたり
なんだかよくわからない家庭料理がひたすら出てきたり
水煙草をのんだり、めくるめく世界。
2件目のアイリッシュパブで、ようやく普通に歓談できる環境になったが
すでにみんな燃え尽きていた。
■ 買い物
春夏物のお洋服なんて全然買ってないのに
レンズやらチェロ弓やら着物やら
平日まったく使わないものに散財。
でもいい。
■ 魔女会
金曜は、会社の女子たちと送別会を兼ねて霞ヶ関の鳥開でお食事。
土曜は、中高の同級生たちと恵比寿の胡同四合坊で北京ダック。
(ナプキンの柄がせつなくも笑える。)
その後、麻布の草ふえさんでまったりおしゃべり。
春は、渋谷のキャバレーでベリーダンスを見たり
キモノスキー女子の集まりや観劇など女子企画満載で楽しみだ。
土曜は希琳ちゃんとDavidのパーティ。
午前中から美容院へ駆け込み、カットとセットをやってもらう。
ドレスとアクセサリーとコサージュを見せて
「パーティーだけどプライベートでカジュアル。東南アジアだけど乾いたかんじ」
というめちゃくちゃな要望を、ものすごく文学的に解釈してくれて
わたしのイメージに忠実にヘアメイクをしてくれた。
Traceのクボさん、初対面だというのにありがとう!
(旅先の美容院でこういう人と出会えるのは奇蹟に近い。)
夕方、あいにくの雨だったが日本家屋をギャラリーにした会場は落ち着いていて
しっとりした雰囲気だった。
あたりまえだけど、主役のおふたりはきらきらしてたし
希琳ちゃんのおともだちは、べっぴんばかりで
眼福であったことよ。雅月とウホウホした。
(そんな雅月も真っ赤なチャイナドレスでかっこよかった。プロだった。)
ふたりの本当に大切な人ばかりが集まって、素敵な宴だった。
声をかけてもらって光栄だ。
日曜は京都をぶらぶら。
御池から中京郵便局や文化博物館(旧・日銀)のある通りを
四条にむかって歩くと、明治~大正のころの建築が
ギャラリーやショップとして現役で使われていて
こういうところに東京の人間は嫉妬するのだよな、と思った。

キモノ屋を何軒か見るが、収穫なし。
夕方に雅月と京都駅でまちあわせて、最上階のカフェでお茶をした。
女ふたりだというのに、なんか仕事の話になってしまう。
仕事が面白いと思える世代なんだろう。よいことだと思う。
植木市のあまりものなのか、カフェから植物の苗をお土産にもらった。
日曜、祖母の法事の帰りに伯父の家に寄った。
祖母が持ってたキモノを貰ってきた。
生前にあらかた譲られたと思っていたけど、まだまだあるらしい。
これは伯母のもの。
蝶がサイケでかわいい。
帯は黒かなあ…。

希琳ちゃんからいただいたファッションバトンもgo。
〓最近のお気に入りコーディネートは?
あいかわらずデニムとニット。
おしゃれのカケラもなし。
土曜日は仕事のうちあわせと称して
地元の古キモノ屋を2軒と雑貨屋などをめぐる。
ゆきじるし様は紫紺の矢羽根を対丈で玄人っぽく着てらして
葡萄色の襟が秋らしくて素敵であった。
あたしが紫を着ると、芥子色の博多献上とか合わせて
「なんというか男らしいコーデ」になるのに
薔薇柄の帯をもってくるあたり雅やかで羨ましい。
でもコーデがカブったらテクニカルインプレッションでも
アーティスティックインプレッションでも絶対に勝てないので
方向性が全然ちがうのは良いことだ。(納得。)
近所の夢市さんで、最近買った帯に合わせて
帯締めを1本購入。
最近オープンしたBook Cafeでさくりと打ち合わせをして
さらに下町の飲み屋へ。焼酎のボトルをがつんと置いて
ぐだぐだ女子飲み。
しあわせ…。
日曜はなんだか持病の咳(原因不明)が酷くなり、
おんもには出ず、いちにち寝て過ごす。
最近「マンガ&アニメ強化月間」なので、動画も何本か観た。
「LAST EXILE」は冒頭で人がたくさん死んで
暗い気持ちになり1話で終了。絵は村田蓮爾の原画で
とても綺麗なのだけど、今のバイオリズムに合わないようだ。
「サムライチャンプルー」は8話くらいまで進んだ。
こっちは痛快活劇というかんじで面白い。
「蟲師」「BLEACH」に引き続き、キモノづいてる今日この頃。