カテゴリー: 日本

  • Nakasatsunai-Tsurui-Kushiro

    Nakasatsunai-Tsurui-Kushiro

    北海道5日目。

    今日の目的地は道東・鶴居村のブラッスリーノット。

    途中、旧・幸福駅に立ち寄る。ピンク色の切符が壁といい天井といい一面に貼られた駅舎は呪詛の館のようだった。人々がそれぞれの幸福を願うとそれは禍々しい形になるという良い例だと思う。

    本当は昨日立ち寄りたかった中札内の六花の森へ。前回も曇り空だったが今日もそうだった。六花亭の包装紙にちなんだ野草と、それを描いた画家の絵を展示したギャラリーが点在する。以前来た時よりも小川が目についた。はまなしの実が成っている。

    その後、一路阿寒方面へ。途中、畑に野生の鶴がいて驚く。山奥に入っていくと鶴居村の茂雪裡というエリアに入る。80周年で廃校になった茂雪裡小学校を再生しブラッスリーノットとして醸造を始めたとのこと。植竹さんに案内してもらう。体育館に思いの外大規模な醸造施設が並ぶ。まだ立ち上げたばかりだが、いずれは人材育成に力を入れるらしい。ここから素敵な醸造家が育つといいなと思う。
    教室も拝見したが、まだ小学校だったころの備品が保存されている。まだこのエリアにはこの小学校に通っていた人たちが残っているらしい。卒業生の思い出がちゃんと残されるといいなと思う。小学校の隣には簡素な鳥居の茂雪裡神社があった。

    鶴居村をあとにして今晩投宿する釧路へ。展望台から釧路湿原を眺める。道路脇にいたエゾシカは奈良で見た鹿の1.5倍くらい大きかった。展望台はちょっとした資料館になっていた。釧路にゆかりのある建築家の設計らしい。
    ホテルにチェックインしてから釧路の町へ。フィッシャーマンズワーフを散歩し、夜の街をぐるりと一周。平日の18時だというのに混んでいる店が多い。満席のビアバーは後回しにして、和食の「喰酔 軒(くすのき)」さんで夕食。若い大将の作る4品のコースだったが観光客に喜ばれるようにとお父さまのお料理を踏襲しているらしい。福司という日本酒も美味しかった。2軒目は先程入れなかったDaniel 2へ。WINDもFLOWERもいただいたが、やはり美味しい。

  • Shintoku-Obishiro

    Shintoku-Obishiro

    北海道4日目。

    ホテルの前で、きのうイシイとヤスさんが出会ったというアメリカ人とフランス人のカップルに会う。日本語ぺらぺらのアメリカ人ガイドと一緒に北海道を回っているらしい。カルフォルニアのサンタバーバラから来ているというので、サンフランシスコなら行ったことがあるというと「サンフランシスコからサンタバーバラまで自転車で走るといいよ!」と勧められたが、あとで距離を調べたら525kmあった。がんばれば5日で行けるらしい。

    その後、野良窯に行ってイシイの自転車のパッキング。オオフジツボが陶芸体験をしていたので写真を撮ったり。

    この日の最終目的地は新得の新内ホール。まずは富良野から新得に向かい、新得そばの里の「玄穣」という店で新そばをいただく。

    その後、共働学舎のカフェ「ミンタル」で珈琲とケーキ、タルトフランベ。牧場を一周する。羊や牛、猫などがいた。曇り空に白樺の並木が美しく、ワイエスの絵のようだ。

    そこから十勝平野を走り帯広へ。この日投宿するNUPKA HANAREにチェックインする。雑居ビルの1F-3Fを改装したホテルで設備もきれい。馬車BARというばんえい競馬の馬にBARをひかせて(!)町を一周するサービスもやっているらしい。意味わからないが楽しそうだ。本当なら本館のカフェでビールを飲みたかったが運転があるので断念。

    夜は新得の新内ホールでオオフジツボのライブ。前々回はカメムシが大量発生して体験者の話を総合するに大惨事だったぽいが今年は気温が高かったおかげで1匹も見かけず良かった。本当に音の響きが素晴らしいホールで、その響きを最大限に活かしたセットリストが素晴らしかった。

    私は見られなかったが曲間で後ろの窓にモモンガが翔んだらしい。

    夜は帯広の平和園で焼肉。深夜の焼肉は罪深いけど美味しい。

  • Sapporo-Furano

    Sapporo-Furano

    北海道3日目。

    午前中、北大の植物園へ。いつもこの時期に訪れるのでイヌサフランがあちこちで咲いていて、前回もこの季節に来たのだったなと思い出す。ホップは終わっていたが、トリカブトはよく咲いていた。ここ数日驚くほど気温が上がって緑が美しい。

    その後、札幌駅前のバスターミナルから富良野へ。Wi-Fiも電源もあって快適だが車内でお弁当を食べようと思ってフルーツサンドを買ったのに感染対策か飲食禁止だったのは悲しかった。

    駅前で無事に富良野に到着していた石井に拾ってもらって野良窯へ。オオフジツボとも合流し、藤野さんと新譜の打ち合わせ。

    一度ホテルにチェックインしてから再び野良窯へ。オオフジツボのコンサート。ここはもう北海道のホーム!というかんじで温かい(熱い)空気のなかで彼らの生き生きとした音を聴くと涙が出そうになってしまう。野良窯さんを題材にした「Nora」や、コラボしていただいた「送春」をこの場所で聴くことができる幸せ。素晴らしかった。

    夜はセイコーマートディナー。

  • Shiraoi

    Shiraoi

    北海道2日目。

    道内で初の国立博物館ウポポイに行く。

    特急北斗に乗って札幌から1時間。白老駅の到着直前にはアイヌ語の案内も流れた。今までも札幌の植物園内にある北方民族博物館で展示を見ていたが、今回はその数倍の展示品がある。

    アイヌの民話の短編アニメ2本はいかにも子供向けのアニメではなく、芸術性の高い作画でとても良かった。民族舞踊の実演は抜粋で20分ほどだったが、まったく日本語とは別の言語体系の滅びかけた言語の歌をこんなにも歌える人がいるのかという驚きがあった。鶴の舞も単調だが変拍子で歌詞の音が気持ちいい。

    常設展示は言語、道具、衣服などを体系的に展示しているが、特別展示のほうは研究者たちのコレクションを研究者別に展示している。コタンを再現したエリアでは催し物をやることもあるようで家屋はだいぶ大きく造られていた。帰りの電車まで少し時間があったのでライブラリーでぱらぱらと本をめくってみる。気づけばあっという間に半日すぎていた。『ゴールデンカムイ』に登場するアイヌ文化の解像度もあがった気がする。

    ひとつ気づいたのは「カムイ」の発音は標準語の「寒い」と同じということ。ゴールデンカムイの「カムイ」の発音とは違うようだ。

    夜は西28丁目のJAMUSICAでオオフジツボのライブ。東京からのお客さんにも会えたのは3年ぶりくらいかもしれない。ライブ後はすちゃさんはづきさんと大通りのNORTH ISLANDに駆け込んでビール。たがやさんにもご挨拶できて良かった。

  • Tokyo-Sapporo

    Tokyo-Sapporo

    北海道1日目。

    イシイは27日から自転車で北海道に向かっている。27日石岡で1泊、28日大洗からフェリーで1泊、29日に占冠で1泊、30日に平取で1泊して10月1日に富良野で落ち合う予定だ。私は飛行機でさくっと札幌に着いた。

    ホテルは札幌駅と大通りの間にある法華クラブ。古いが内装はきれいでシングルを予約したのだがツインの部屋に変えてくれた。

    昼は同庁近くにできた新しいビルの地下の花まる寿司。鯵やあぶらがれいなどをいただく。

    夜はTap Room Kotanできんちゃんと落ち合い、今年のハーベストを各種いただく。ピルスナーはちょっとびっくりするくらい美味しかった。根菜のバーニャカウダも北海道産の野菜がみっしり乗っていてどれも滋味深い。

    その後、大好きなアダノンキさんに駆け込み、閉店まで4人で楽しく過ごす。アダノンキのおふたりもお元気そうでなにより。

  • Bizen-Teshima-Tokyo

    Bizen-Teshima-Tokyo

    おくどさんのあるキッチンで叔父の焼いたパンと叔母の淹れてくれた珈琲を飲んで出発。

    宇野港からフェリーで豊島(てしま)へ。12年前に新婚旅行で瀬戸内海に来たときにもこの備前の家には泊めてもらい、翌日叔父と叔母と一緒に犬島に行ったのだ。今年は瀬戸内国際芸術祭2022の会場でもあるが今はちょうど端境期なので見られるのは常設展示のみ。

    到着後、予約していたGS兼レンタカー屋の社長さんが手書きの地図とともに完璧なルートを提案してくれる(なぜ)。行くまでに総合的な情報を得るのが難しくて、観光のイメージがほぼできてなかったのでこの提案は非常にありがたかった。しかも各見どころのペース配分も完璧で、無駄なく3つのメイン展示場をめぐることができたのだった。ありがとう「レンタカーあき」の社長……

    道路と海がつながる場所でジャンプする叔父

    ひとつめは「豊島美術館」。美術館といいつつ作品は内藤礼と西沢立衛の手掛けたアートスペースひとつしかない。それは見る、というよりも入るというほうが正しい構造物で、みな思い思いにリラックスして静謐で繊細な空間を楽しんでいるのがよかった。

    ふたつめはクリスチャン・ボルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」。鳥居を抜けた先、砂浜に面した小屋で7万人以上の心臓音のアーカイブを検索・体感することができる。ちょうど去年の7月に鬼籍に入られたボルタンスキー本人の心音を検索して聴き、たしかにこれは生きていた証だなあと感じる。わたしも心臓音を登録した。

    みっつめは「豊島横尾館」。築100年を超える古民家を横尾風にリノベーションした建築と横尾忠則の作品が11点展示されている。庭のギミックが凄い。あやうく豊島美術館の静謐な作品の記憶がぶっとびそうになるが、最後の最後で圧倒的なパワーをもらった(殴られた?)気がする。

    豊島の暑さも相当なものだったのでレンタカーで大正解だった。レンタサイクルだったら死んでたかもしれない。

    帰りは高速艇で宇野港まで。岡山駅まで送ってもらい新幹線で帰京。短い時間だったが鳥取〜島根〜岡山と中国地方を縦断し香川県にまで到達した大冒険の3泊4日だった。

  • Kurashiki-Okayama-Bizen

    Kurashiki-Okayama-Bizen

    倉敷

    倉敷2日目。今回投宿したアイビースクエアは1889年に建設された倉敷紡績所の工場をリノベーションした物件で、今回の【ゆる募】にて再従姉妹の美奈子ちゃんからお薦めいただきました。ありがたや。中には倉紡資料館があり、明治から平成までクラボウの歴史をみっちり学ぶことができる。戦前までは鄙びた歴史資料館、戦後からはレトロフューチャーな産業博物館という風情で趣深かった。大正12年に開院した倉紡中央病院(現・倉敷中央病院)の院是がおもしろい。「研究を怠ってはならなぬが研究が主体ではない」「営利を目的とはしないが慈善事業ではない」「無差別平等主義で病室に等級を設けない」などなど、当時は革新的だったのではないかしら。

    灼熱の倉敷の美観地区を歩き、新児島館(仮)へ。ここは海外で美術を学び、また美術品の蒐集を任された児島虎次郎の絵を展示する予定とのこと。元々は銀行だったらしい。コロナ禍でうまいこと改装が進まず、改装中のところも見学してほしいということで現在はヤノベケンジのSunSisterが展示されている。でかい作品はもうそれだけで正義。

    そののち倉敷のラスボス・大原美術館へ。この地で活躍した事業家の大原孫三郎が、上記の画家・児島虎次郎の収集品を展示するために設立した私立美術館だ。有名なエル・グレコの『受胎告知』ほか、ルノワール、ピカソ、モネ、セザンヌなどなど泣く子も黙るような近現代の作品が並んでいるのだが、児島が欧州で買い付けたときはまさに同時代の「現代」美術だったわけで、これが日本美術の糧になると思って選んだのは慧眼としか言いようがない。児島本人の作品も今までまったく知らなかったのだがとても良かった。西洋美術が有名すぎてあまり紹介されないが、民芸のコレクションも作家別に展示されていて体系的に見ることができる。河井寛次郎が出雲の出西窯に影響を与えているのがわかったような気になったり(たぶん錯覚だと思うけど)。

    丹下健三設計の倉敷美術館で池田遙邨の展示を観る。涼むつもりが館内がおもいのほか暑く長くいられない。

    岡山

    丹下健三設計の倉敷美術館で池田遙邨の展示を観たのち、伯備線で岡山へ。今回の倉敷では【ゆる募】にて 柿本 礼子さんおすすめの「野の」さんに行けなかったのが心残りだったけれど、また次回リベンジしたいと思います。
    岡山に少し早めに到着したのでイオンモールのフードコートで独歩ビール。マスカットピルスナーが美味しかった。倉敷の暑さですっかりバテてしまったので涼しいところでビールを飲んで回復した。


    その後、表町の「小ぐり」さんへ。備前在住の叔父・叔母と合流。旬の素材を丁寧にお料理されていしてしみじみ美味しい。数年ぶりに鱧しゃぶを食べた気がする。お酒も知らない銘柄ばかりでしたが岡山のものをいただいた。今回はお座敷だったけれどカウンターも楽しそう。
    こちらも【ゆる募】にて 江沢 山葵さんからのおすすめ。叔父叔母も喜んでおりました。ありがとうございました。


    のち城下公会堂にてオオフジツボのライブ! 少し遅刻してしまったけれど、大好きな曲がたくさん聴けて、かつMCでもいじらr…いや過分なるご紹介をいただき恐縮したり。東京ともひとあじ違う盛り上がりを見せていて笑ってしまった。また疫病が再燃しつつあり不穏な世の中だけれど音楽はやっぱり元気になるな。

    備前

    夜は備前の叔父叔母の家へ。途中の山道で鹿を見る。12年ぶりの備前の家、前に遊びに行ったときはまだ工事中だったが仕上がっていた。新しくやってきた猫・ガビ子がかわいい。人見知りせず寝室に遊びに来るのでめろめろになってしまった。かわいいやつだ。エリカもよぼよぼだけれど迎えに来てくれた。少し元気になったようでよかった。

  • Houki- Izumo-Kurashiki

    Houki- Izumo-Kurashiki

    伯耆町

    朝は大山Gビールの工場見学へ。田村社長、工場長の岩田さんにアテンドいただき、大山地ビールの歴史から最近投入された機械(イタリア製のボトリングマシンは”フェラーリ”と呼ばれているらしい😂)まで詳しく説明いただきました。

    タンクから注いでいただいた某ビールの美味しいこと!時間がなかったのが悔やまれるので次回は泉や畑のほうまで拝見したいと思います。

    出雲

    民芸運動の影響を強く受けた出西窯へ。残念ながらコロナで工房の見学はできなかったけれど、イシイは出西ブルーの大皿とエッグベイカー、わたしはお茶碗を。店内にはこの窯を立ち上げた5人の若者を指導した河井寛次郎の書もありました。周辺には素敵な日用品のセレクトショップ的なものやパン屋さんもあり、この一角だけ『暮しの手帖』感が。

    今回の旅のハイライトでもある出雲大社。有名な大しめ縄のある拝殿の向こうに本宮があるのかと思っていたが全然違った。今度は神在月に詣でたいな。

    レトロな出雲大社前駅も教会みたいで可愛い。

    鷺浦

    出雲大社から山道をひたすら走り鷺浦へ。私はここに来るまでまったく知らなかったのだが北前船の風待ち港として栄えた町なのだそう。赤橙色の石州瓦の街並みが美しい。

    目的地は「珈琲のがらがら」。浅草の珈琲店「なにわや」の店主が鷺浦で開いたお店だ。私はなにわやの珈琲が宇宙一美味しいと思っていたので閉店と聞いた知った時はショックだったのだけど再会できて良かった。店主も東京から来たと言ったら驚いていた(が、やはりたまになにわやのお客さんがやってくるそうだ)。

    丁寧なネルドリップが健在で嬉しかったなあ。

    拝みたくなるような出雲市駅から特急やくもで倉敷へ。鉄分少なめの私でもちょっと嬉しくなる国鉄カラー。浜村淳みたいな味のある話し方をする車掌さんが宍道湖のガイドをしてくれて和んだ。それにしてもめちゃくちゃ揺れるし特急なのに待ち合わせが多い。

    倉敷

    あてにしていた居酒屋さんが臨時休業で夜の倉敷をふらふら。美しすぎて映画のセットみたい。川越や佐原はきっとこの倉敷を目指したんだろうなあというのがよくわかる。元倉敷紡績(クラボウ)の工場跡のアイビースクエアに投宿する。

  • Tokyo-Sakaiminato-Yasugi-Houki

    Tokyo-Sakaiminato-Yasugi-Houki

    羽田から米子へ。富士山もよく見えて幸先が良い。米子鬼太郎空港ですでにテンションがブチ上がる。キャラの力って凄い。元気出る。

    境港

    レンタカーで境港へ。本当にこんなところに飲食店があるのかと言うところで営業している水産会社の直営店の「食事処しんわ」。倉庫の横にあるにもかかわらず日曜も開けているところを見ると人気店なのでしょう。イシイはモサエビなるものを頼んでいた。わたしは手堅くお刺身定食。お手頃価格で驚きの美味しさ。

    商店街の誘客成功例でよく紹介される水木しげるロードへ。大して期待していなかったけど駅前の銅像が良すぎて涙ぐんでしまった。全国から寄付で建てられた石とブロンズの彫刻のクォリティが高くて作品を見ているだけで楽しい(逆に商店にお金が落ちないかもしれない)。だいたい8〜6/1スケールくらいの絶妙な大きさ。橋のところにある水木夫妻の像も良かった。豆腐小僧にはクレジットがなかったけれどもしや京極夏彦なのでは。

    あまりの暑さにスーパーで「氷」を買う。これは東京では見ないなあ。佐賀の会社が製造しているようです。

    足立美術館

    庭園日本一と言われる足立美術館へ。戦後、不動産で財を成した足立全康の造った庭園は完成度が高すぎてもはやCGみたいで現実感がなかった(いや、ほんとに素晴らしいんですが)。

    ちょうど院展が巡回していて、以前ポートレートを撮影させていただいた 宮下真理子さんの作品に会えました。まさか島根で出会えるとは!今年の作品も素晴らしかったです。

    伯耆町

    夕食と宿泊は伯耆(ほうき)町へ。宿泊とビアホールまでの送迎とコース料理と大山Gビールの飲み放題がつくという夢のようなパックがあるので利用させていただきました。ビールはもちろんお料理も素晴らしい。西日本の遅い日没を眺めながら飲むピルスナーは最高でした。限定の強吟も美味しかったなあ。

  • Morioka

    Morioka

    3日目、盛岡。朝市は当然のように挫折したので、ぎりぎりまでホテルに。外は雪。私にとってはこの冬最初で最後の雪かもしれない。

    行こうとしていた吉浜食堂さんのランチは水土日のみとのことで、ともんさんに教えていただいた肉の米内さんへ。昭和感あふれる店内でがっつりカルビ定食をいただいた。美味しい。

    その後、すぐ近くにある焙煎所併設の喫茶店クラムボンさんでプリン。カウンターではスタッフの人が豆を選り分ける作業をしていて、ずっとさりさりという音がしていて良かった。

    駅で土産を買おうとしたら、おでんせ館がまさかの休館で痛恨。駅の売店でベアレンのDAYとサイダーを買い込み、居酒屋やまびこで乾杯して研修旅行を終えました。各地で素晴らしい食べ物やお酒を紹介してくださって皆さま、遠野・盛岡で楽しい時間を共有してくださったご近所の皆さま、ありがとうございました!また来年!

  • Tohno – Morioka

    Tohno – Morioka

    遠野2日目。天気は降ったり止んだりだが時折晴れ間が見える。宿にて一旦解散し、イシイと遠野観光。昨日の雨で南部曲り家が外からあまり見られなかったのが悔しくて伝承園を再訪した(チケット半額にしてくださった。やさしさ…)。曲がり屋の裏手ではコンセサマや井戸なども見ることができた。ねこが3匹。

    その後、そこから5分ほどのところにあるカッパ淵へ。立派なお寺さんを抜けたところにあるちいさな小川だ。川沿いに小さな祠のようなものがあり、覗いてみるとピースしたおじいちゃんの写真が。一瞬みうらじゅんプロデュースなのでは?と思ったが、初代カッパじいさんとの情報をいただいた。
    タクシーを呼んでもらう間、伝承園の売店のスタッフさんと少しお話をしたが、今年は本当に雪が少なくて除雪の予算が余るほどだそうだ。

    タクシーでとおの物語の館へ。併設された伊藤家で蕎麦。遠野は蕎麦も生産していて美味しい。そこから5分ほど、市立博物館の裏手の山にある南部神社をお参り。
    食後に、時計屋さんを改装したおしゃれなカフェでコーヒー。古い建物がいい感じに活用されていて良い。

    釜石線快速で盛岡へ。

    開運橋の川沿いにコンテナハウスにように新しい店が並ぶ。そのなかのひとつ、東北バル・トレジオンさんで岩手のレッドアイをいただく。夏はビアガーデンになったりするのだろうか。風が気持ちがよさそうだ。

    その後、バスにて中の橋へ。ベアレンさんでビールを1杯だけいただき、内丸のななしの庵さんで再びご近所さん集合。石川さんのお料理もお酒も器も、相変わらず完璧。こちらでしかお目にかからない盃台を出していただけるのも素敵(これがあるとお酌の時に盃を持たなくてもいいんだそうだ)。注文の多い料理店の徳利も素敵。こちらは京都の作家さんのもので谷中界隈でも展示をされていたとのこと。世界は狭い。南部美人の特別醸造美味しかったな。最後にどっかーんと短角牛の牛丼(というには上品すぎる逸品)。

    その後、ご近所のみなさまと別れて菜園の燈門さんへ。ともんさんのフルートとお歌、しんみりかつ爆笑トーク、なかなか知ることのないシャンソン業界事情は驚くことばかりだ。気付いたら1時すぎ! 慌てて退散。翌日の朝市訪問を早々に諦めて寝る。

  • Tohno 1

    Tohno 1

    遠野1日目。上野からやまびこで新花巻へ。新花巻、ロシア・アバンギャルドのような壁画が強い。駅は宮沢賢治の世界観をほんのり演出していてかわいらしいのだが。
    そこから釜石線の快速はまゆりで遠野へ。この日、日中イシイは田沢湖でハムづくり、私は遠野在住のM田さんに遠野をご案内いただくことに。あいにくの雨だが暖かい。

    まずは駅の北側にある伝承園へ。まずは併設された食堂で名物のひっつみをいただく。ほうとうのさらに短いバージョンのような。おだしが効いていてとても温まる。
    『遠野物語』で柳田國男に遠野の話を語って聞かせたという地元の名士・佐々木喜善の資料室、南部曲り家を見学。中にはつるし雛やエンドレスで昔話を語ってくれるおばあちゃんメカがいる。千体のオシラサマが展示された御蚕神(おしら)堂、壁一面のオシラサマは圧巻…

    その後、遠野市立博物館へ。遠野物語発行100周年を記念して大々的にリニューアルしたそうで、とても充実した展示内容だ。遠野物語を日本人形で再現した映像がいくつか大画面で見られるのだがいちばん幻想的で好きな「マヨイガ」を選んだ。遠野は馬が有名だったらしく、馬に関する伝承、絵も多い。一度はついえたものの近年再び馬の飼育も始めたようだ。
    その後、とおの物語の館へ。柳田國男が宿泊したという旧高善旅館がよく保存されていて素晴らしい。

    この旅行に際して『遠野物語』を熟読してから行ったのが良かった。当時の人々がリアルに体験した話がほとんどなので地名や地形がまだ残っているところに足を踏み入れるのは不思議な感覚だった。各地で詳しく解説してくださったM田さんに感謝。

    遠野醸造さんで田沢湖生ハム組と合流。ヘッドブルワーの太田さん直々に醸造所のご案内をしていただく。
    https://www.facebook.com/tonobrewing/

    その後、とおの屋 要さんへ。発酵を極めたシェフがつくる素晴らしいコース料理と静かなお部屋を満喫できる1日1組限定のオーベルジュだ。ここで働くIさんはビアパブイシイにもいらしていただいたことがあるというご縁が。菩薩のような笑顔に一同癒やされる…
    米蔵を改装した素敵な空間で、ご近所さんたちとゆっくりゆっくりお食事とどぶろく(遠野はどぶろく特区の第1号。なので製造可能なのです)を堪能した。のだやさんのご紹介でいくつも美味しいものを飲んだことがあったけれど、どぶろくってこんなに味わい深いのか、と改めて驚かされるフルーティーで優しいお味。
    のち、ふかふかのおふとんにて秒で撃沈。

    http://tonoya-yo.com/

  • Shihoro-Nakasatsunai

    宿に戻って念のためバスの時間を確認すると12時の次が16時!これだと当然19時の飛行機には間に合わない。しょうがないタクシーか・・・と思っているとご主人が士幌発のバスが13時台にあるから士幌まで送ってあげると言ってくれた。助かる。
    ご主人の車で士幌まで行き、バス乗り場でおろしてもらう。時刻を確認し、街道沿いにあった蜂蜜屋で百花蜜などを買い「町がある」という方向へ歩いていくと、ぽろぽろと定食屋や飲み屋がある。なんとなく小奇麗な洋食屋に入り、オムライスにカレーがかかった学食のようなメニューを完食。

    無事に士幌から帯広までバスに乗り、帯広からタクシーで中札内まで。母イチオシの六花亭が経営する中札内美術村へ。まずは六花の森で下ろしてもらい30分ほどで敷地を一周する。広い森のなかにクロアチアから移築したという古民家が点在し、それぞれちいさなギャラリーになっている。六花亭の資本が本当にセンスよく投下されていて、観光地にありがちな貧乏くささがまるでないところが良い。

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    となりにある中札内美術村も素晴らしかった。特に、川越出身の画家・相原求一朗の絵は寒さのきびしい北海道やスコットランドの風景がとても似合う静謐かつ力強い筆致で気に入った。本格ミステリの舞台になりそうな森の小径の奥にある洋館は、もとは銭湯だったのだそうだ。

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    時間がないのを惜しみつつ、それでも喫茶店でしっかりとお茶と甘いものを食べ(さすが六花亭。ものすごく美味しい。)タクシーで一路空港へ。こぢんまりとした空港でお土産などを買い求め、無事に東京に帰投。

  • Nukabira-Horoka

    午前中は今回の旅のもうひとつのメイン、タウシュベツ橋梁へ。ここへのアクセスはマイカーでのアクセスは禁止されていて、NPO法人のひがし大雪自然ガイドセンターの方々の車で案内していただく。長靴を履いてGO!

    ギリギリまで林道を車で入り、「ヒグマ注意」という看板にちょっとどきどきしつつ5分ほど歩くと糠平湖が見えてくる。視界が開けるが橋は見えない、と思ったら左ななめ下から石橋が伸びている。運良くこの時間でも風が凪いで眼鏡橋になっていた。

    遠くから眺めるとローマの水道橋のようだが、近づくとコンクリートの脆い構造だということがわかる。ここは人工湖で水位の調整により冬期は橋は湖に沈み凍結と解凍を繰り返しさらに脆くなっていく。この姿を拝めるのもあと1,2年ではないかと言っていた。

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    車中から見えた第五音更川橋梁

    いったん車で旧幌加駅まで移動。廃線になった士幌線のレールに沿って歩くと幌加駅のプラットフォームが。看板はさすがに再建したらしいのだが昔のデザインを踏襲しているとのことでかわいらしい。
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  • Obihiro-Nukabira

    朝、母が帯広空港に到着してわたしの泊まっていたホテルで合流。その後、真鍋庭園という、植木屋さんが経営する庭園にむかう。タクシーの運転手さん曰く、銀の松をたくさん栽培していて、これを庭に植えるとばっと雰囲気が変わっていいらしい。

    庭園にはバスツアーの人もいて、庭園のスタッフがガイドもしていたが私たちはちょっと離れたところでゆっくりと見学。和風庭園や欧風庭園がシームレスに続いていて、山や瀧もあるのだがこれも全て築山したらしい。ここまでになるのに何年もかかっただろうに、庭園というのは本当に終わりのないディズニーランドを作るような仕事なのだと思う。

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    駅で豚丼を食べ、14時のバスでぬかびら源泉郷へ。1時間半以上も揺られていただのでぐったりしてしまった。

    森のふくろうというペンションに投宿。半年前に母が泊まっているのでちょっと顔見知りなかんじだ。荷物を置いて、日が暮れる前にひがし大雪自然館や、士幌線の廃線に沿って歩いて湖を見に行ってみた。人がいない。

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    糠平湖の周囲は公園になっているのだが、秋の風景はまるでワイエスの絵のようであった。

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  • Sapporo-Obihiro

    午前中は北大の植物園へ。

    大通公園ではオータムフェスタで大賑わいだったが、数ブロック先のこの植物園は静か。まだ夏の名残でみどりが美しい。

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    当時のキャンパスにあった植物学や動物学教室の建物も移築されていて、建築を見ているだけでも楽しい。白く塗られた標本ケースが美しい小さな博物館。 IMG_0984

    ツリバナがいたるところで実をつけていて、イヌサフランはまるでモンハンのアイテムのように地面で光り輝いていた。もっとピンクのサフランはよく見かけるが、こんな紫色のは初めて見た。

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    温室も良い具合の昭和感。大学の植物園や博物館の媚びないかんじが好きだ。

    その後、札幌駅まで歩き、駅ビルのレストラン街にある六鹿さんでまぜそばをいただき、帯広までの切符を買う。市営地下鉄で大通りまで戻り、再びアダノンキさんで買い物。イシイへのお土産にTシャツを買う。

    ライブは去年も訪れた苗穂のレストランのやさん。石造りの蔵の壁に小松崎さんのハンマーダルシマーが響いて演奏されたスペインの古楽は中世の教会で聴いているようだった。ライブが終って早々にタクシーで札幌まで飛ばしてそこから列車で帯広に移動。予定より早く駅に着けたので、大丸の地下でカニ弁当を買った。この特急スーパーとかち、ものすごく揺れるうえに「エゾジカなど野生動物の通過により緊急停止することがあります」とのアナウンスにお弁当から手が離せない。

    帯広についたらもう21時すぎ。ホテルは駅前の日航で、シルバーウィークの最終日ということもあってか4000円という激安な値段で泊まることができた。

  • Hokkaido 9: Sapporo Pub Cruise 2

    さて、夜の札幌第2弾。BEER CELLERさんに教えていただいた「アダノンキ」さんへ。ホテルから徒歩1分くらい。古いビルの2階にある古書のビールのお店。樽は日替わりで2種類ほど。城山ブルワリーのゆずエールをいただいた。Mikkellerのリトグラフなんかもあってかなりのビール愛。しのばずブックストリートのこともよくご存知で、古書ほうろうさん、南陀楼綾繁さんの話題なども出て楽しいひとときだった。

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    次は、昨日のNORTH ISLANDさんからほど近い、狸小路のどんつきにある「月と太陽ブルワリー」さんへ。店内もすごくモダンでお食事も美味しい。サンフランシスコのMikkellerみたい!
    オリジナルの「白朏(しろみかづき)」をいただきました。美味しい!IMG_6298

     

    勢いづいて札幌の「喜来登 (きらいと)」で味噌ラーメンを。ネギがすごい・・・IMG_6303

    その後、狸小路を反対に抜けると急に雰囲気が下町っぽくなる。札幌でビールといえば必ず名前が出る「Karahana」さんへ。アジアのような南米のような、手作り感あふれる店内が妙に落ち着く。そして猫愛を感じる…!長野のビール(志賀高原さんですかね)と、イシイはAbbaye de Saint Bon Chienを。IMG_6309

    たくさんの方々に良くしていただき、とても楽しい北海道旅行だった。また来ます!

    札幌のビール地図はこちら

  • Hokkaido 8: Yoichi

    札幌から高速バスで余市まで。私は去年の秋にも母と訪れたが、イシイは初訪問。高速ニセコ号というのが札幌から出ており、時間によっては小樽から行くよりも停車駅が少なくて快適。1時間半ほどで余市に到着。ICカードも使えるし非常に便利である。

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    タンクに注連縄が掛けられているのを見ると、ああ、ニッカの工場に来たなあと思う。これは竹鶴の実家の広島の造り酒屋の習慣をそのまま引き継いでいるのだそうで。やはり日本人の造るお酒というのは神様への供物なんだな(キリスト教では酒は神様からのギフトなんだそうだ)。
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    昔、竹鶴氏とRitaさんが住んでいたこぢんまりとした洋館が移築されている。Ritaさんの聖書かな。押し花がかわいらしい。
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    有料試飲では観光客の方々に興味津々に覗かれつつ1980、1990、2000年、シェリーなど6種類を試飲。イシイはすっかり出来上がっていた。ニッカは有料試飲が本当に良い。無料試飲はすっとばしてここで飲むべし。お土産屋さんは噂通り、手頃な原酒はすでに全て駆逐されており、15000円代のものしか残っていなかった。何も買わずとぼとぼと帰る。

    その後、運河にある函太郎で回転寿司をいただき、堺町界隈を散歩。観光化されすぎていてなんだかなあという感じだが、センスのいい人がテコ入れしたら一気に良くなるのではないだろうか。六花亭あたりがなんとかしたらいいんじゃないですかね。IMG_0576

    帰りは石狩ライナーで札幌まで。ホテルまでの道すがら、旧市庁舎を観たが英国風の美しい建物でよかった。

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  • Hokkaido 7: Sapporo Pub Cruise

    夜は、BEER CELLER SAPPOROさんへ。
    Wizard Island Witをいただく。オレゴンのビールを主に扱っていらして、ポートランド好きにはたまらないセレクションなんじゃないかな。ボトルもかなりのセレクションで、開栓料を払えばその場で試飲できる。2杯めのDJ Jazzy Hefはジャスミンの香りが面白かったな。

    森岡さんにもご挨拶できたし、素敵なお店も教えていただいた。

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    2軒目は市場の近くのNORTH ISLAND BEERさんの直営店へ。こぢんまりしているけどフードも充実していて常連さんが楽しそうに飲んでらした。限定のラガーが美味しかったな。IMG_6236 IMG_6224

    初めてすすき野を見る。すごい繁華街なんだなあ。

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  • Hokkaido 6: Sapporo

    札幌に戻りレンタカーを返し、いざビール天国へ!

    ということで、サッポロビール園でまずはジンギスカン。外壁は養生中であったが、ホールはいつきてもかっこいい。

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    なかなか入れるのが難しいらしいオリジナルのタップ。ぴっかぴかに磨かれてる。IMG_0412

    元社長がコレクションしていたというジョッキのひとつ。職人さんは何を思いながら作ったらこうなっちゃったんだろう。鼻毛なのかヒゲなのか。。。

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    ビール博物館の古いボトルのコレクションはなかなか素敵。ラベルがどれもかわいい。

    地下のホールではテイスティングセットもあって3種類が500園でいただける。IMG_0442

    海外の花嫁さんも撮影でいらしてて、にこにこしてて幸せそうだったなー。

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    赤星の椅子がかわいい。