佐原の雑貨屋の軒先で。
秋らしい一枚。
店番をしているおじいちゃんは巨大な人形の頭部の横に座って
これまた巨大な人形の手に指をくっつけていた。
おがくずをボンドで固めたものらしい。
「全体像は何メートルくらいになるんですか」
と聞くと
「3メートル70くらいかなあ」
という。
最初、なんでこのおじいちゃんがそんなに巨大な人形を作っているのか
さぱーりわからなかった。趣味にしてはでかすぎる。
話を聞くうちに、どうやらお祭りの山車に乗せる人形なのだと言うことが判明。
どうやら完成型は浦島太郎だか日本書紀に出てくる神様だかで
「なにしろ2000年も前の人ですから、誰も顔なんてわかりゃしないですよ。」
と言っていた。
たしかにな。
おじゃまついでに、カルメ焼きを買った。
I氏はさるぼぼみたいな人形を買っていた。