The Book of Kells, Dublin

ダブリン3日目。

朝一番でケルズの書を拝観しにトリニティカレッジへ。この美しい中世写本の緻密な装飾を描いてたのは18歳くらいの青年僧侶たちだったらしく、皮紙の端に「もう無理。寒い。帰りたい」って落書きしてあるらしい。しかも当時の18歳ってもう中年扱いだったんだそうだ。

そこから続くロングライブラリーはダブリンの観光名所のひとつなのですが、世紀の大修復プロジェクト進行中でほとんどの棚が空という、ある意味レアな風景を見ることができました。次は本が満杯の時に来たい。

その後、徒歩で考古学博物館へ。19世紀のモザイクタイルが美しいビザンチン様式の建築。特別展は「Or(金)」で、古代の金細工はシンプルで今でも普通に使えそうなデザインでした。

嵐に見舞われたのでタクシーでギネスストアハウスへ。もともと工場だった場所を七階建てのミュージアムにしていて楽しめた。入場料にギネス1パイント分のバウチャーが含まれていたので食堂で大盛りのギネスシチューとともにいただく。産直ギネス美味しい。

一度ホテルに戻り一休みしてから私はひとりでテンプルバー界隈をぶらぶら。街中でAsahiの広告を見る。

有名店Oliver St John Gogardyに入ろうとしたもののカウンター満席で諦め、斜向かいのNeroへ。やや荒んだチェーン店が落ち着く……

夜はオコンネル通りのアーリントンホテルの地下であるケルティックナイトというライブ。リバーダンスはご愛嬌という感じだったが、ギター、マンドリン、コンサーティーナ、バウロンのバンドはとても良かった。