St Patrick and Jameson Distillery, Dublin

ダブリン4日目。

ダブリン最終日。まずはトラム(Luas)でSt. Stephens Greenへ。そこから幹線道路のような広い道沿いに歩いて聖パトリック大聖堂を目指す。途中、マーシュ図書館という小さな入り口があったので入ったところ300年の歴史がある由緒正しい施設で、手の届く距離で書架を拝める美しい図書館だった。ロングライブラリーの書棚が空だったので思いがけず嬉しい出会い。

隣接する聖パトリック大聖堂はさすがの迫力で、ステンドグラスが美しい。堂内はアプリでオーディオガイドを再生しつつ巡れるようになっている。日本語があるとよいのだが。

その後、公園を抜けて自然史博物館。こちんまりとしていて日本でいうと大学や自治体の博物館くらいの規模だが、剥製はどれも躍動感がある。

その後タクシーでジェイムソン蒸溜所へ。よく喋るドライバーさんで、15分くらいの間にベルファスト出身であること、ロンドンに入ったことないが嫁の子供は2月に行ったこと、昨日のハリケーンはさんざんだったこと。英語の訛りで日本人だとわかること、なぜならオーストラリアの友人のひとりが日本人だからということ、蒸溜所に行ったら12年ものを買うといいこと、日本の酒はウィスキーみたいなもん?え、ワインみたいなかんじなの??という話を聞かされた。旅先でのこういうどうでもいいことって案外何年も覚えていたりするんだよなと思う。

蒸溜所ツアーは時間がなくて泣く泣く諦めたけれど、しっかりお土産は買いました。これまた次回の宿題に。

やや殺伐とした界隈を歩いてホテルに戻る。途中、市営の青果市場だったヴィクトリア様式の立派な建物があったが125年も続いたのに2019年に閉まってしまったそうだ。うまいこと建物を残して再開発できれば良いのだが。

ホテルの目の前からAircoachで空港まで。ダブリンはまた近いうちに訪れなければいけない都市になった。またこんど!

ロンドンに着いたら、ホテルの最寄駅にエレベーターがなく、しょうがないので隣のターミナル駅まで行って地上に出て、途中で小雨も降り始めてギブアップした母のスーツケースも持って這々の体でホテルに着いたらオーバーブッキングでチェックインまで30分ほどかかるという試練に見舞われましたが、お詫びのドリンク券で飲んだCamden Pale Aleが最高に美味しかった(涙)