Journal

Ikenohata-Tateishi

R0013420

雨が降ったり止んだり。途中から大雨にも遭遇した。この秋は雨が多い。遅めのお昼は池之端のHOTEL GRAPHYさんでガパオ。

三木麻郁さんの展示「くるみの幼子/母になる」を見に青砥のCAFE MARUへ。女性の妊娠、出産をテーマにしたやさしい雰囲気の展示だった。インタビューされるお母さんと、また会場でも毎日焼いていたというパンというのは宗教的にも肉体の象徴で、しかも発酵という魔法の過程もあって、いくらでも深堀りできるものだと思うのだが、そんな難しく考えずに、これからこういうふうに、普段から現代アートに触れないような層がすんなり共感できるアートというのが増えていくんだろうな。と、そんな予感めいたものを感じた。

そのまま会場でOさんとSさんと落ち合って、立石へ。Oさんはイシイの旧くからお付き合いさせていただいている大先輩だが、ゆっくり飲んだのは初めて。「わたしの周囲の博識ランキング」で初登場トップに輝くくらいの知識量豊富な方で、どんな話題でも想像の10倍くらいの知識でもって会話をぐいぐい進めていってしかもどれも面白いのだが、それに加えてものすごい体力で尊敬してしまう。今日もバーゼルの学会から帰ってきてそれから家に荷物置いてここに来たとか(!)。わたしだったら飛行機のなかで寝たとしても半日くらい死んでるだろう。保坂和志が、仏教を極めた昔の偉大な思想家たちって脳みそもすごいんだけど中国とかインドとか行って帰ってくる身体能力に注目すべきって書いていて、知力というのは体力とともにあるものなのだなあと思ってしまった。

渋すぎる商店街のなかにある丸忠蒲鉾店さんでLe Canonを飲みつつおでんをつつく。ベーシックなものももちろん美味しいのだけど、初めて食べたトマトのおでんが美味しかったな。その後、お店の方に薦めていただいた蘭州で餃子をたらふく。どっちもお肉にしっかり味がついていて皮はもちもちで美味しかったなあ。