Iran : Tokyo – Tehran


2009年4月30日
成田空港からイラン航空でテヘランまで。
途中、北京を経由するがトランジットはないので
直行便ということになる。
成田空港でチェックインしようとすると
係員のお姉さんが「イラン航空、遅れてるようです。」という。
「よく遅れるんですよ。ははは。」だって。
お姉さんの予告通り、3時間のディレイ。
23時到着予定だったのが、テヘランに着いたのは5/1の午前3時すぎ。
荷物をピックアップしたらもう4時に近くなっていた。
テヘラン空港はまだ出来て2年とのことで、
イスタンブール空港に負けず劣らず大きくて綺麗。
でも東京と同じく、街の中心から離れているので評判が悪いらしい。
(しかも電車もバスもないので、マイカーかタクシーで行くしかないとのこと。)
迎えにきてくれたのは、今回のガイドのムスタファ=レザ・ガンバリモフラドさん。
「どうも、ガンバリです。いやあ大変でしたね。どうぞ!」なんて
めちゃくちゃ日本語が流暢なのである。
聞けば、日本でのべ2年ほども働いていたこともあるとのこと。
彼は、日本人のイランに対するイメージの悪さを嘆いておられた。
まあたしかに、15年くらい前には不法滞在のイラン人が
テレホンカード売ってたし、濃縮ウランで世界中から
(とくにアメリカから)困った子扱いされてるし、
イラクと近いからなんかテロとか危なそうだし、
イメージといってもそのくらいしかない。
ガンバリさん曰く
「イランではテロもないし犯罪も少ないですが
唯 一 危 険 な の は 車 で す 。 
轢かれないように気をつけてください。」
とのこと。
たしかに、交通ルールがあるようなないような。
わたしたちが到着したのは、イスラムの休日である金曜日だったため
まだ車が少ないらしい。それでも一般道を80kmくらいで爆走しているし
左折するから左のレーンに寄る、とか、そういう思想はないらしく
中央車線からいきなり左折してきたりする。
もちろんウィンカーも出さない。車間は極力詰める。
ぼーっと歩いていたら10分間に3回くらい轢かれそうだ。こええええ。
まずはホテルに着いて休んでくださいとのことで
2,3時間軽く眠ってから出発することになった。
写真は町中に咲く薔薇。
本当に路肩にもどこにも薔薇がよく植えられている。
ちょうど今は美しい時期だそう。