romantic warriors


島田荘司 『異邦の騎士』(講談社文庫) 読了
一時はちっとも触手が動かなかったのに、今は何故か
島田荘司の文章がすらすら入ってくる。
風呂の中でイッキ読みしたら、昨夜「さらば遠い輝き」で
もやもやしていたことがすべてはっきりとした。ふう。
まだ手元には「御手洗潔の挨拶」がある。
昔一度買った記憶と、そして売った記憶があるのだが、まあいい。
そうやって推理小説は世の中を巡っているのだ。
そして読むべき作品が手元にあって、それを週末、
時間を気にせずに風呂の中で読む至福は
何物にも代え難いな。
キレ者だが変人で饒舌で女嫌いの探偵と
ドジっ子の助手、という組み合わせって
ホームズの頃から連綿と続くお約束だと思うのだが
どうやらこれが自分的にツボらしい。
法月とか森とか篠田なんかは探偵像は微妙にあてはまるのだが
「ドジっ子」の助手がいないので面白いとは思いつつも、さほどのめりこまない。
俺、ドジっ子が萌えポイントなんだろうか…(←インテリ変態系はどうしたよ。)

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