impressions

雨。
知らないうちに入梅していた。
綺麗な傘が欲しい。
本。
森博嗣『幻惑の死と使途』(講談社文庫)
漸く完読。今回は苦戦した。
そして、この人の小説はクライマックスにむかって
収束していく物語ではなく
ところどころに散りばめられた哲学のようなものが
面白いのだな、と思った。
物語としては有栖川のほうが人間がリアルで好きだ。

花。
薔薇が咲いている。
下町の人々はみんな花が大好きなので
路上で(勝手に)見事な薔薇を咲かせている。
週末は小石川にでも行こうかな。

impressions” への4件のフィードバック

  1. ぇぇぇ!もう入梅していたのですか!
    梅雨時、私も新しい傘が欲しくなります☆

  2. やっぱり早すぎる気がします…
    入梅説は嘘だったのかなあ。だまされたのかなあ。
    でも全然晴れないですよね。
    平日の朝に雨降ってると
    ほんとに憂鬱になります。会社行きたくない…。

  3. 沖縄、奄美では入梅しましたよ。
    雨だと私のような自転車で外回りの人間には非常に憂鬱ですが、この季節は雨によって地上の色彩がより豊かになっていく気がします。この時期好きなのは桐の花かな。薔薇も盛りですね。ちょっと前だとハナミズキ。
    森さんの本は大好きだけど、そんなことで人が死ぬか?というところはありますw
    でも文章は限りなく美しいですね。マーラーの交響曲のように、深く、哀しく、滑稽で、緻密。

  4. >ドドルゲフさん
    あ〜!そうそう。普通あんなことで
    人は殺さないし、死なないw
    いろんな意味でアニメっぽいというか。
    やっぱり人間を描くタイプの小説ではないな、と思うのでした。
    ファンタジーとして読んでるのでいいんだけど。

コメントは受け付けていません。