a pie 投稿者: Mai Suzuki2003年5月21日未分類 朝、毎日同じ道を通る。 この桜並木はもう随分古いもので 刻々と変化する桜の木とか 墓地特有の湿った土のにおいとか 下町ガーデニングで咲き乱れる花々とか 散歩にしぶしぶつきあっている犬とか いつも同じ墓石の上にいる猫やらに気をとられて 飽きることがない。 この桜の木の寿命が果てるころ (たぶん、そう遠い未来のことではないけれど) 私はまだこの並木道をきょろきょろしながら 通っているのかしらん。