2009 イラン

Iran : Esfahan 5

昼休みが終わり、宮殿が開くまでエマーム広場の芝生でごろごろしていると
学生らしき女の子が話しかけてきた。
聞くところによると英語を勉強しているらしく、課題が
「中国の結婚式について」
記事を読まねばならないらしい。
残念ながら日本人なのよ~と言いつつ、しばしおしゃべりする。
21歳と言っていたが、こっちの女の子はみんなデフォルトで
叶姉妹みたいな顔つきなので、すごくおとなっぽく見える。
■ アーリー・ガープー宮殿

入ると、高い天井の通路があるのだが、
この空間、対角線上にふたりが立ってコーナーのほうを向き
小声で喋ると反対側にいる人に聞こえるような造りになっている。
みんな、友人や知らない人同士でこそこそ喋っていてかわいかった。

大きなバルコニーがひときわ目を惹く宮殿へ。
なかでも、一番有名なのが最上階にある音楽堂で
音響のために壁に穴があいているのだが
それがみんな楽器のかたちをしていてかわいい。

■ マスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー

こぢんまりしているのだが瀟洒な造りで、エイヴァーン(ドーム屋根)の内側の
モザイクは、あまりに緻密でCGのようだ。
ちょうど、入り口から光りが入り、ドームの内側の孔雀模様に反射して
孔雀のしっぽのように見えるのだそうだ。

なるほど美しい。
■ マスジェデ・エマーム
革命以前は「シャーの寺院」と呼ばれていた、とガイドブックには書いてあったが
ガイドさんはふつうに「シャーの寺院」と言っていた。
通称はそっちのほうなのかもしれない。
ここはとにかく広大で、エイヴァーンもメッカの方角を指して
広場に対して45°の角度で建っているのがダイナミックなかんじがする。
なかには神学校や礼拝堂がある。
広場はがらーんとしているが、これが礼拝の金曜になると
ブルーシートが敷かれてえらいことになるらしい。

このあたりでガイドさんが蕩々と説明をしていると
学生らしき女の子が3人ついてきた。
ガイドさんもまんざらではないらしく日本語とペルシャ語のバイリンガルでガイドをはじめる。
女の子にガムをもらって、「おかげで吐き気もちょっと収まったわー」と言ったら
嬉しそうにしていた。
随分まじめに聞いているなあと思ったら、ふたりは卒業したばかり
ひとりは現役の学生さんなんだそうだ。

もう一度訪れたバザールで、b様は更紗のテーブルクロス
わたしは「ギャズ」という、ココナツをかためたハイチュウみたいなお菓子を買った。
エスファハン名物らしい。
更紗工房のおじいちゃん。
右手にスタンプを縛り付けて、がんがん布に押していく。
そこでプリントされた枠の中を染料で塗っていくのだそうだ。知らなかった。
なんだかこの人、うちのじいちゃんに似ている。