Fukuoka-Nagasaki day3

長崎二日目。早朝、大浦天主堂を散歩し再開した猫さんに遊んでもらう。地域の人たちにちやほやされているのか(耳に切れ込みがあった)人懐こい。

同行のお友達たっての希望で長崎ペンギン水族館へ。バスがぐんぐん山の中に入っていくので本当にペンギンに会えるのか不安になったが、無事に海沿いの町に出た。長崎総合科学大学に隣接している。関東圏の水族館はプールが手前にあって陸地にいるペンギンを近くに見ることができないが、ここはガラス越し30cmくらいのところまでペンギンが来るのが面白い。ヒゲペンギンを初めて見たが、かわいかった。ふだんは砂浜に開放するらしいのだが、鳥インフルの影響か中止に。ペンギン好きにはパラダイスだと思う。

ペンギン水族館からの帰り、市内でバスを降りると目の前に出島が。これが噂の出島か。19世紀頃の出島を再現するべく旧出島神学校、旧長崎内外倶楽部などが移築、さらに番所や詰所、蔵、拝礼筆者蘭人部屋などが復元されている。当時取引していた陶磁器の展示が良かった。陶片はなんでこう魅力的なんでしょうね。物語を感じる。

さらっと出島を見学したあと新地中華街の会楽園で長崎ちゃんぽんと、すっかり気に入ってしまったはとしを食べた。

最後の観光は東山手。新地中華街から少し歩き、活水学院の脇のオランダ坂を登ると洋館が点在する素敵なエリアに入る。十三番館、十二番館を見学し、ミッションスクールの歴史に母校の名前が並んでいるのを見て、長崎から始まったのだなあとしみじみ。11月下旬とは思えない陽気に恵まれ散歩日和、紅葉も美しい。

再び下界に戻ると、港に違和感が。ダイアモンド・プリンセス号が入港していた。今年最後の寄港とのこと。カフェのお姉さん曰く、外国人のお客さんも大量に下船して賑やかになるらしい。それにしても一晩で巨大なビルが建ったみたいだ。凄い。

大大大満足して空港に向かい、待合室で異常に冷えたビールで乾杯して帰路につきました。