台南の朝ごはん、粥屋が定休日だったので昨日の夜の飲食店街へ。母、いきなり超ローカルの難易度高い店に突撃するものの、こちらのとても優しいご夫婦の絶大なるサポートにより朝食にありつけた。台湾の人たちって本当に親切なんだよなあ。タンメンと自分で食材を選んで炒めてもらうおかずをいただきました。昆布とさつま揚げとゆでたまごの炒めもの、美味しかった。
タクシーで呉園へ。かつては指折りの名園だったそうだが、今はちょっと現代的に整備されすぎちゃったかんじかな。
そのまま歩いて孔子廟を目指す。途中の台南文学館の建築が素晴らしい。日本統治時代の建築だろうか、東京駅に雰囲気が似ている。中も素敵に改装されていて、日本でもなかなか見ないような素敵な博物館になっている。
孔子廟も赤い壁が美しい。
孔子廟のとなりには日本人女性が作ったという愛国婦人会の建物が。中はとても日本ぽい。今はクリエイターのためのスペースになっているようでミュージアムショップがおしゃれ。
タクシーで本日のメイン、十鼓文化村へ。メインのドラムのステージは時間の都合で見られなかったが、タンクを改装したカフェと、糖の製造をしていたという廃工場が素晴らしい。ジャン=ピエール・ジュネの映画のセットのなかに入ったようだった。これも日本だったら絶対に手すりとかつけてしまいそうなところを、可能な限り放置の状態で展示していて頼もしかった。
タクシーを呼んでもらい、高鐵で台北に戻る。ドライバーさんに白亜のヨーロピアンスタイルの奇美美術館を薦められたがそれは次回にとっておこうと思う。
この日は母の希望で圓山大飯店(The Grand Hotel)へ。さすが国賓を迎えるようなホテルだけあってエントランスからなにからなにまで凄い。この胡蝶蘭、写真だとわからないのだが2mくらいあるのだ。
夜は永康街へ。雑貨屋が多くて母も楽しめたようだ。わたしの希望で台湾のクラフトビールを扱うHo’dalaさんへ。16タップ全てが台湾のクラフトビールだというのだから凄い。スタッフの方も英語が堪能で、いろいろおすすめしてくれて楽しかった。夕食は「高記」へ。母は昔、祖父と来たらしい。
その後、士林夜市をぐるりと一周してホテルへ。明日は早朝には発たねばならないので台湾母娘ふたり旅もこれで終わり。