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豊田 徹也『アンダーカレント』
同僚に借りた一冊。

パートナーが失踪する、というのは映画作品では結構おなじみで
是枝裕和の『幻の光』とか、フランソワ・オゾンの『まぼろし』とか素晴らしい作品が多いが
「家族が帰ってこないかもしれない」というのは子供の頃からの根源的な恐怖に直結しているので
何度でも観たい、というものでもない。

まんがでこの手の話は私にとっては珍しくて
まるで映画を観るように読んだ。

豊田徹也は谷口ジローが絶賛している作家だそうだ。