farewell

木曜、祖父の訃報を聞く。
遺言で仏式の葬儀はしないことになっている。
空港まで大伯母を迎えに行く。
電車のなかでは読みかけの文庫本を読む。
献花。
ほんとうに眠っていて、今すぐに起きあがりそうなかんじだった。
ひさしぶりに沖縄から北海道まで分布する親族らに会う。
近況を話せば笑いもする。
まだ実感がないから、悲しくはない。
こんなかんじでいろいろな感情に挟まれて
日々生きているのだなあ、と思う。