素材探しに神代植物園に行く。今日も調布だ。
薔薇の盛りだからか、熟年のお客さんが多く、おばちゃんたちも、みんなものすごい望遠レンズがついた一眼レフカメラと三脚を装備している。
薔薇が満開。目が眩むような色彩で、その芳香でしばし気分が悪くなるほどだった。
逃げ込むように温室へ。
特に珍しい植物はなかったが、自宅にある謎の植物たちの名前が全部解明するという意外な収穫が。(ちなみに「セブリナ・ペンジュラ」と「ハナキリン」)横を通り過ぎていくおばさんグループは展示されている植物の名前をほとんど把握していて、育て方のポイントにまで言及していた。
ううむ、あなどれない。
品種改良された薔薇が咲き乱れる様は綺麗ではあるけれども、庭の造りが左右対称のフランス式回遊庭園で非常に清潔かつ人工的な印象を受ける。頽廃の域には遠い。とはいえせっかく満開のときに来られたのでちょっとは花も見ようと思い、「インパクトのある名前」を探してネームプレートと花をカメラに収めていったら結構時間が潰れた。
一番好きなのはBluemoon。
名前も、透き通るようなモーブも非常に美しい。
そして今回の名前大賞はコレ。
チチブ姫。
そのあとはバスで吉祥寺に出て、PARCOの書店で
買い逃していた雑誌のバンクナンバーを何冊か買い、
近所に住んでるちばさんを呼び出してお茶をした。すごく素敵な喫茶店で
業界のおもしろおかしくも厳しい話をいっぱい聞いた。
“le jardin des roses” への2件のフィードバック
きれーい!
Bluemoomて名前にぴったりですね。
私も最近デジカメを買ったので、
嬉しくて写真撮りまくりなのですが
どーも芸術的に撮れないんですよね。
記念写真かい!みたいな(笑)
マイさんの写真はかなり尊敬します。
あ、ちなみにデジハリのさとーです。
まいさんの日記みてて「青いバラ」という本を読んだ(・・・というか途中まで読んだ)ことを思い出したよ。バラってきれいだけど奥深い世界です。
まいさん吉祥寺行くの?なんだか西東京に来るイメージが(勝手ながら)あまりないからビックリしたわ!
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