週末は日本のモンテカルロとの異名を持つ熱海へ
友人たち5人で東海道線に乗ってほのぼの出かける。
熱海でも桜が満開だということで熱海城へ。
海を見下ろす山に本丸が見えていたので
てっきり昔からあるのかと思っていたら
さる観光業者が観光用に建てたものらしい。
タクシーで行ってみると、そこには2mほどの
金の鯱(なぜか城のエントランスに置いてある)やら
ペンキのはげた七福神やら、謎の食べ物を売る屋台やら
もはや、どこからつっこんでいいのかわからないほどの
マヌケ空間だった。
謎の食べ物「熱海揚げイタリアン」←イタリアン…。
味は…言うまい…!くっ!
しかも、ちょっと山を下ると名高い熱海秘宝館が!
(経営者は同じとみた。)
さすがに中に入ると激鬱になりそうだったので
入り口を覗くだけに留めようかと思ったのだが
ロープウェイに乗るには秘宝館の中に果敢に入っていかねばならない。
「ちがうんですわたしたち!」というオーラを出しつつ中に入ると、
秘宝館とロープウェイの発券所はおなじカウンターだった。
しかもかなりキワなポスターがたくさん貼ってあり
家族連れを気まずさのどん底に叩き落すような演出であった。合掌。
ロープウェイ乗り場に行くまでに、階段をえんえんと降りねばならず
「もしかして階段を降りきったらもう下界なんでは…」と
不安になる。しかも途中階段の踊り場ではメダカが飼われていたり
おたまじゃくしが飼われていたりと、謎すぎ。
ようやく地上に出ると、そこは「あいじょう岬」なる展望台になっていた。
カラクリおみくじやトンビの餌付け台、
あなたとわたしは
いまここにいる
じかんをわすれて
よろこびをわかちあう
うんめいのいとにひかれて
というポエムが添えられた記念撮影スポットなど、
周到なまぬけ空間補完ぶりに
もう顎がはずれるかと思った。
おみくじ人形。怖いです。
でもネタのために100円入れてくれたKさんは「大吉」でした。
みんな全然期待してなかった熱海城に大興奮で
下界に下りるころには既に笑い疲れて皆ぐったりしていた。
ごちそうさまでした!
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