Akita

 

イシイが生ハムを作りに行っている間わたしはひとあし先に秋田駅へ直行。新幹線の車窓からは雪原が見えて雪国に来たなあというかんじ。途中、大曲でセットバックするのだが進行方向の窓の汚れが酷いとかで15分の遅延。こんなの初めてだ。

初、秋田駅。おともだちのKさんと駅の改札で待ち合わせる。数日前まで吹雪いていたようだがなんとか天気は回復してさほど寒くない。

まずは駅ナカの田沢湖ビールの直営店でカンパイ。私は試飲セットのAltとPlsnerと桜こまちを。とくにピルスナーは本当に美味しくて気に入ってしまった。

その後、駅ビルのなかにある「あきたくらす」という角打ちへ。日本酒がずらりとならぶなか限定の珍しいお酒が試飲できてこちらも楽しい。ここでは新政の瑠璃、天の戸、山本とつい3杯もいただいてしまった。ここでイシイと合流。

話したりなくてKさんもお誘いしてあくらビールさんの工場見学も一緒に行くことに。醸造所で丁寧に説明していただき、興味深いお話もたくさん聞いた。明治時代に酒が政府の管轄になり、24蔵で合同会社のようなものを作ったのがはじまりで、現在はそのうちの12蔵が残って「高清水」を作っているのだそうな。東京でも有名なお酒のひとつだ。あくらの経営者のかたもこの高清水の取締役だか役員に名を連ねているらしい。タップルーム「びあカフェあくら」で軽く食べてKさんとはお別れ。

わたしたちは繁華街の人気店福ト屋さんで焼き鳥をいただく。日曜で商店街はひとけがなかったのに店に一歩入るとお客さんでいっぱいで活気がある。焼き鳥もそのほかのお料理も盛りが良くて日本酒もおいしくていいお店だったなあ。