Bangkok

タイ6日目、バンコク2日目。

今までソンテウと得々とUVERで過ごしてきたが、初めて鉄道に乗った。BTS(スカイトレイン)はモノレールのようなゆりかもめのような車両だ。できたばかりで車内も綺麗だし、案内もとてもわかりやすい。1日乗車券は140 バーツ(500円位)。

電車の中でみんなスマホを見ているのは東京と変わらない。次の駅名がアナウンスだけなのか分かりにくいなぁと思ったら液晶広告の下にうっすら色表示されるシステムだった。車内広告の方が目立っているのも東京と同じ。
BTSとメトロを乗り継いで、中心地から南西のウォンウェイヤイと言う駅に来る。ここはずいぶんはずれの方で、地味な駅だが、幹線道路が近く、道が広く車が多い。上野あたりの昭和通り沿いといった雰囲気。
ぽつぽつと商店がある道を抜けると繊維問屋が並んでいて、まるで日暮里のようだった。途中、賑わっているこぎれいなチェーン系の麺屋さんに入って、いつものつみれ入りの麺をいただく。

この街には比較的大きな生鮮市場があって、生地屋と八百屋が軒を連ねている。昔のバンコクの面影を色濃く残していて雑多でカラフル、そしてエネルギッシュ。完全に地元の人の街だ。

街のシンボルらしい大きなラウンドアバウトでUVERをつかまえ、「暁の寺」ことワット・アルンへ。ここに来るのは20年ぶりぐらいだろうか。川沿いにあるということ以外、ほとんど記憶がなかった。ずいぶん周辺も整備されていて、きれいな観光地という趣。白を貴重にしてカラフルな彩色をされた塔は圧巻だ。これが今年の初詣となった。

そこから渡船で対岸に渡り、ワット・ポーへ。川側から見る暁の寺とはためく黄色い旗がかっこいい。ワット・ポーの涅槃像は相変わらず金ピカで、もの凄い迫力だった。足の部分が修復中だったが足の指の指紋が無田であることに気づいたりして発見が多い。チケットには特別な半券がついていて、ペットボトルのお水と交換してくれる。飲料メーカーがスポンサーの「仏像をデザインに使わないで」というキャンペーンのようだった。

 

ワットポーからはなぜかUVERにドタキャンされ、おっかなびっくりタクシーに乗る。やはり観光地で止めるとメーターを倒さないで価格交渉してくるのが辛い。250バーツで話をつけて乗ったら、「ちょっといい?」って車を停めて屋台でお弁当を買っていた。自由だ。

午後はサイアムに戻ってビールTシャツを探しにワールドセンターからMBKセンターまでまで、また一通り歩いてしまった。目的のTシャツは最終地のMBKで無事に通買うことができた。昼はラフォーレのような若者向けの百貨店、サイアムセンターの最上階にあるフードコートで。プリペイドカード式なのだけど、チャージに時間がかかってちょっと不便だったなあ。

夜はU夫妻に勧めてもらったトンローにあるおしゃれなレストラン「Spanniga Eating Room」で。凝った料理がたくさん出てきてどれもおいしかったしサービスがとても良かった。オススメ。