in the Kii Mountain 06

7/21
勝浦の、「かつうら御苑」というホテルに投宿する。
旅行会社の担当者が「いいホテルですよ」といい加減な口ぶりで
勧めてきたので、あまり信用していなかったのだが
予想に反して、清潔サービスの行き届いた
「これぞ日本の大型観光旅館!」というかんじだった。
車からおろしたあたしのスーツケースをひょいと持ち上げる女将もたのもしかった。
(その後、部屋の説明から夕食まで、
女将が甲斐甲斐しく世話をやいてくれたのだった。)
趣味はよくないと思うが、なんだかほほえましくてよい。
畳の部屋からつながっている洋間のスペースがあって
広くとられた窓からは海が一望できる。
温泉も広いし、海の見える露天も綺麗でとってもよかった。
「ホテル浦島」はネタとしてはかなり面白いが
泊まるのだったら、ぜったいにこちらをオススメする。

宿に荷物を置いて、車で太地へ。
日が沈むまで海を見ていた。
今回はくじらの博物館へは行かなかったので
奇岩の海岸に飼われている鯱が顕在化はわからなかったが。
太地から戻り、ホテルのバイキングディナーをちょっとつまんで
那智勝浦駅の近くのダイニングバー「bodai」へ。
どれもまじめによい素材で作られていた
お店の人も、とてもかんじがよくて
お客さんもいっぱいだった。