the formula of Euler


小川洋子『博士の愛した数式』(新潮文庫)読了。
前回の日記にて、ゐさんに「オイラーの公式萌え」の書き込みをいただき、昨日は昨日でゆはとオイラーの公式やらフェルマーの最終定理の話をちょろっとし(「!」が階乗を表す記号だって生まれて初めて知った…)、今日この本を買って読んでみたらば、キモになる数式は件のオイラーの公式だった。
いろいろ偶然。
「人類の至宝」と呼ばれている公式だそうで。
壮大だなあ。
さて、売れに売れたこの本だが(実際本屋3軒ハシゴして
ようやく買えた。どこも『模倣犯』は平積みになっているのに。)
『薬指の標本』のようなエロスもなければ
『寡黙な死骸みだらな弔い』や『沈黙博物館』のような毒もないけれど
静かで美しい、ほんとうに良質の作品であった。