メキシコでご一緒したいしかわさんと東博の運慶展へ。上野まで久々に歩く。谷中から芸大にかけて紅葉がまだまだ美しく残っていた。上野は秋のほうが好き。東博のなかの大銀杏も見頃だった。

時間調整で入った法隆寺館ではふだん開いていない第三室で伎楽面の展示が拝めたのがよかった。ここからここまでぜーんぶ国宝!という豪華さ。あの当時の仮面なのに、みな鼻が高く目が大きく、まったくモンゴロイドの顔ではないのが面白い。

運慶展は小規模だったけれど、センターの仏、背後の僧侶、四隅の四天王とそれを拝む来訪者がさながらライブ会場のようで笑ってしまった。みうらじゅんが感じるかっこよさってこういうことなのかもしれないなと。

それにしても運慶を観たあとに第11室の同じ鎌倉時代の仏像を観るとなんと素朴な……と思う。運慶の写実的な作風、筋肉のボリュームや風の表現は凄まじく、オーパーツを観ているようだった。

夜は上野のハラール料理アリヤさんへ。