12日と17日のチケットがこのご時世特有の事情で中止になり、慌ててチケットを取り直したのが19日。前日18日夜の部から再開ということでギリギリセーフだった。
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その前にサンシャインの59FのJoe’s Shanghai New York で点心のランチ。この絶景なのにランチ2000円未満と、お手頃で美味しかった。
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映画では旭太郎が生き延びて笑ったようにみせかけて、舞台でふたりが混じり合って二分したことがわかるので、最終的に映画で生き残ったのかどちらなのかわからないまま『ふたつがひとつ』になるという仕掛けだったのかなと想像する。
家族を殺すあたりまでは個の同一性が保たれていたけど、その後の追討で中身が入れ替わり、映画の名無しは陽太郎ということか。名無しが旭太郎で家族を殺した自責の念で崖から飛び降りたのだ、というくだりは第三者の類推に過ぎなかったということなのか、そのへんは曖昧なままだ。
また半グレの日陰党をもうちょっと愛したい気持ちもありつつ、家族(二郎太・三朗太と伽羅・蒿雀)、セクシャリティ(蔵近と千蛇)、社会的な勝敗(与力と座頭)は綺麗に陰陽になってたのが良かった。ただ、蒿雀役の松本寛也さん、しにつかと飲兵衛キャラが被っちゃったせいで義助がグレて反社になった感が……
その後、雑司ヶ谷をぶらぶら。谷中といい青山といい、都立の霊園は雰囲気が似ている。古くて雑然としていて、ちょっと明るい。鬼子母神はいつまでたっても怖い。
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