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  • Celestial Nagivation by Birds

    日曜日のこと。

    I氏と川村記念美術館へ。
    「ジョゼフ・コーネル × 高橋睦郎 箱宇宙を讃えて」を観にゆく。

    作品数も少なかろうし、あまり期待はしていなかったのだが
    暗い部屋に、星が散らされたアクリルのパーテーションで仕切った空間に
    それぞれコーネルの箱が置いてあり、その横には
    高橋睦郎氏の詩が、いい風合いの紙に印刷されて添えてある。
    なんともかわいらしい展示であった。

    わたしは高校生の頃からコーネルが好きで、
    MoMAだったか、美術館で買った「鳥たちの天空航法」のポストカードを
    後生大事に机の前のコルクボードに貼っていたのだった。

    今回は同作品も展示されていて、なんども参じてしまった。
    大学に入って以来、シュルレアリスムはちょっともういいかな、
    飽きちゃったな、というかんじだったが
    ああ、わたしが好きだったのはこういうのだったんだよなあ、と、しみじみした。

    時間があったので、千葉市立美術館で開催されていた
    伊藤若冲の水墨画メインの「若冲アナザーワールド」へ。
    こちらも最終日ということもあってか大盛況であった。
    水墨画は、すんごい気合入ってるのと、
    すんごいやっつけ仕事との差があまりにも激しいのだが、
    天才は殴り書きでも巧いものなのだな、というのがよくわかる。
    東京で大々的にやった若冲展は見逃して、かわりに京都で見たのだが、
    そのときのメイン「鳥獣花木図屏風」も観られてよかった。
    やっぱり若冲ってちょっとおかしいわ。