嵐の夜と唐花

今日は「戦後最大級」という鳴り物入りで台風が来た。 「全米興行収益No.1」よりもずっと迫力があるコピーだ。 ひさびさに早く帰れたことだし、ひとりでやることもないし 台風の音も、往来する救急車のサイレンも怖いので ひとりキモノショウ敢行。 […]

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秋のヘブ日記

秋になったなぁと思う 1.雨が続く 1.居酒屋で食べた秋刀魚の竜田揚げが美味しかった 1.ようやくプロパーで長袖の服を買った 1.ブーツも買った 1.トイレに便座カバーをつけた 1.金木犀が良く香るようになった 1.ヘブ様がまた花をつけた […]

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彼岸花

友人たちと車で養老渓谷に行く。 「千葉にこんなところが。」というような風光明媚な場所で マイナスイオンをいやというほど浴びてきた。 隆起した地層が顕わになったところを 水が浸食して作ったような不思議な地形だ。 そこで肉を焼いたりパエリアを作 […]

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鉈豆

展示会場の入り口に奇妙な植物が飾ってあるのだ。 成人の肘〜手首くらいの長さの 重たいサヤエンドウがぶらさがっている鉢。 なんだかとっても気になる。 出入りの花屋さんに聞いたところ これはナタマメといって、この時期花材として 市場にでまわるら […]

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魔境

希琳ちゃんとDavidが大阪から遊びに来たので 東京下町案内する。 谷中の並木道を抜け、三崎坂の「乱歩°」にて休憩。 それから拙宅でまいママ作のパスタと巨峰をもりもり食べ さらに散策に出かける。 言問通りの古道具屋を通り、芸大の前を通り、公 […]

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ヘブ日記

ヘブ様はこんなに立派に成長された。 しかし花は晩夏ということで気長に待とうと思う。 下段の葉(子葉とか)が黄色くなって落ちてしまうのが心配。 どうしたらいいんでしょうか、師匠。 どうして茶色の土から水と光だけで 天上の青をうつしたような青い […]

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トケイソウ。

通勤途中に街路樹?として植えられているトケイソウ。 そろそろ花が咲き始めているのだが、この花の造詣は凄い。 (1) 時計草という無機物と有機物が合体した名前が凄い。 (2) 英名が「Passion Flower(キリスト受難の花)」っつーの […]

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谷中

桜の季節は幻想的で、まるで夢の中の風景みたいな谷中の桜並木も、 あっという間に若葉が芽吹いて、もう新緑が濃い。 濃いぃ。 緑のにおいは本当に濃密だ。 儚い桜花とはうってかわって、こちらは生命力に溢れている。 エロスとタナトス。

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Heavenly Blue日記

先週末に芽を出したな〜と思いつつ 一日目をそらしていたら、いきなり5cmくらい成長していて吃驚する。 植物というのは一体どういう仕組みになっているのか。 あんな黒くて硬くて小さい種から長い長い根が生えて 双葉が出ていつか花が咲く… 小学校以 […]

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Heavenly Blue

1週間ほど前に朝顔の種をまいたのが 昨日あたりからぼちぼち発芽してきた。 また経過をここで報告しよう。 はやく青い花が見たい。 Heavenly Blueというと、前にこの種をくれた 今は遠い異国にいる友人を思い出すが、 別に最近はあまり距 […]

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下町案内

昼もとうに近くなってから起きて地下鉄に乗る 上野御徒町駅から喧騒のアメ横を抜け いつもなら上野公園に入るところを不忍池のほうに歩く 池のほとりは柳がさらさらとゆれていて 鞠のように咲いた八重桜から花びらがはらはらと落ちていて それはそれは美 […]

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手のひらの中の小宇宙

ついに ついに禁断の園芸に手を出してしまった。エドガー・アラン・ポオの 「アルンハイムの庭」はもとより、いとうせいこうの「BOTAQNICAL LIFE」を 読んだときから園芸にはヤバい空気を感じていた。 きっとハマると大変なことになる…と […]

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関西2日目

京都へ行く。 京都へは私鉄の特急で40分くらい。 四条についたときは小雨だった。 渡月橋近辺でしばし桜を眺める。 京都はまだ3分咲きくらいだったが、山並みに沿って 木がもう赤く色づいている。桂川沿いに歩き、そばを食べ 嵐山に向かう。 嵯峨野 […]

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つばき。

今日の花は椿。 取引先の人が庭に咲いているのを折って 持って来てくれた。あざやかな赤の寒椿です。 椿はまだ花びらの色もあざやかなのに 花ごと「ぼとり」と落ちてしまいます。 その赤はあまりに印象的で 血飛沫を連想させるのです。

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こぶし。

最近春なので、目に映るものといえば 色とりどりの花たちばかりで、当然のように 花の写真ばかり撮ってしまう。 かといって、Nikonのマクロレンズで接写、とか 山に登って地味で可憐な高山植物を激写、とか 全然あたしには向いてないので、道端で上 […]

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