タグ: 平泉

  • Hiraizumi

    6月17日

    二日酔いでぐだぐだしつつ11時頃にホテルを出る。
    一ノ関から東北本線で2駅目が平泉駅だ。
    この時間の一ノ関-平泉間は昼間の山手線くらいには混雑する。(平均年齢60歳以上だけど)

    駅を降りるとホームに唐突に御所車が置いてあったりして楽しい。
    混雑する改札が落ち着くまで待とう、と思っていると
    ちょうどオオフジツボの面々と一緒になった。

    図々しくタクシーに便乗し、福興祭の会場である観自在王院跡へ。
    その後、みんなで楽屋裏でコロッケ食べたり芝生でまったりとしたり
    たまに郷土芸能の神楽を見に行ったりして、大学の部活みたいな
    いい雰囲気であった。

    IMG_7745

    およそ1時間のライブも素晴らしく(風が強くてステージ上は大変だったようだが)
    「平泉セット」は本当に素晴らしくて、この曲が入っているパッケージデザインができて
    本当によかったなあとしみじみしながら聴いた。
    日常の小さな幸せを感じる「Hope」もとてもよい曲。

    IMG_7630

    本番前にざっと通り雨が降ったものの、オオフジツボの番には快晴になり
    ライブが終わった直後は虹まで出るという完璧さ。すごい!
    片付け終了とともにまた通り雨がやってきて、移動の段になったらまた晴れた。
    山の神に愛されてるオオフジツボ。

    IMG_7761

    夕方からはお蕎麦屋さんでライブもあり、こちらは座ってゆっくり堪能できた。
    山の神の詩を朗読している相沢史郎さんの「地蔵盆」の朗読音源も流されたりして
    平泉ならではの演出だった。
    アルバム未収録の「なのはな(タクシー)」が聴けたのもよかった。

    ライブを堪能して、同じく東京から遊びにきていた友人に便乗して
    一ノ関まで戻り、夜は打ち上げへ。イナゴとかカエルとかざざむしとか
    挑戦的なメニューがある大衆酒場だったが(わたしは食べなかったけど)
    地元の方も参加して楽しいお話をたくさんできていい夜であった。

    バスキングジャパンの戸田さんと、オオフジツボの面々に感謝。

  • 久遠の鐘 ~世界遺産プロジェクト in 平泉~

    奥州平泉世界遺産登録記念&東日本震災復興祈念アルバム
    「久遠の鐘 ~世界遺産プロジェクト in 平泉~」が発売される。

    オオフジツボ、笛 織 絵、Mark Akixa、太田光宏、
    坂上真清、よしうらけんじ×石川智久、相澤史郎という
    世界の音楽の源を感じさせるようなアーティストたちが参加していて
    ひとつひとつの音楽が素晴らしいのはもちろんのこと
    キュレーターであるバスキングジャパン戸田氏の編集により
    通しで聴くと原始から現代までの奥州の歴史を感じさせるような
    ドラマティックな構成になっている。

    今回、このアルバムには写真の提供とアートディレクションとしてボランティアで参画したのだが
    そんなご縁もあって6月17日、岩手県の平泉で開催された「福興祭」で
    このアルバムに参加しているオオフジツボがメモリアルライブにも呼んでいただき
    貴重な体験をさせていただいた。

    奥州藤原氏の棺から出土した古代の蓮が千年の時を経て開花したのは有名な話で
    この花は平泉のシンボルとなっている。

    世界遺産に登録された仏教思想、仏教遺産のシンボルとしての蓮、
    泥の中から美しい花を咲かせる再生のシンボルとしての蓮、
    さまざまな意味をこめて、太陽に向かう蓮の写真を選んだ。

  • Hiraizumi 2

    9月19日。

    Motsuji Temple

    オオフジツボが奉納演奏をするとのこと、境内で聴けるかもということで朝イチで毛越寺へ。
    本来なら外から聴くはずが、ご好意で本堂の中に入れていただいた。
    3曲演奏されたのだが、天井が高く、本当に美しく響いていて泣けた。
    その後、サポーターofサポーターのSさんHさんと一緒に毛越寺をひとまわりする。

    Motsuji Temple Garden

    毛越寺は本堂も比較的新しく、池を中心にがらんとした印象なのだが
    その遺構をみてみると、かつてはディズニーランドのような
    かんじだったのではないかと思う。
    広い敷地にいくつもの塔や鐘楼、お堂があったようだ。
    龍のかたちの船や、曲水と呼ばれる川遊びは近年復刻され
    お祭の時に開催されているらしい。

    敷地内をひとまわりした頃には、能舞台で六段の調が演奏されていた。

    Motsuji Temple

    わたしたちは一度駅で荷物をピックアップして
    バスで達谷の窟へ向かう。

    なんと、そこでも偶然オオフジツボや今回の主催者のバスキン・ジャパンの
    スタッフの方々、そしてSさんHさんたちと再集合してしまった。
    微妙に観光コースからもはずれたマニアックな場所なのに…。

    Takkoku no Iwaya

    オオフジツボの藤野さんイチオシの達谷の窟は
    磨崖仏と崖をささえるようにお堂があり、なんともアジア的な
    (チベットとかブータンにありそうな)神社であった。
    バスの時間の関係でゆっくり見られなかったのが残念。

    Takkoku no Iwaya

    その後、バスで厳美渓に向かう。
    バス停の前にある「ガラスパーク・サハラ」があまりにもカオスで
    突っ込みどころ満載だったのだが今回は時間の関係で見送り。
    稲庭まぼろしうどんが気になりすぎるよ。まぼろしうどん…
    バス停の脇にあったひなびた「温泉神社」をお参りしてから厳美渓へ。

    Glass Park Sahara

    厳美渓は青緑の水に奇岩が林立していて美しい。雨なのが残念だったが
    吊り橋は結構本気で怖かった。

    バスで一関まで行き、帰りの新幹線まで時間があったので
    一足早く仙台に出ることにした。

    利久で牛たんづくしのランチをいただき、町をぶらぶらする。
    仙台は都内の商店街にはもうあまり見かけなくなってしまった
    布団屋さん、印鑑屋さん、硯屋さんなどがまだちゃんとある。
    途中、商店街の店と軒を並べる小さな不動さまを見つけたのだが
    奥に入っていくと中二階みたいなところが本堂になっていて
    半地下と2階がある不思議なお寺であった。ここだけ台湾みたいだ。

    Temple in the mole

    仙台駅でお土産を買って帰路につく。
    新幹線の構内に日本酒のバーがあるのがステキ。
    しかし飲んでばっかりの旅行であったなー。

  • Hiraizumi 1

    9月18日
    仙台から高速バスで平泉へ行く。
    一日1本のこのバスは中尊寺の目の前まで行ってくれて便利だ。

    まずはコインロッカーに荷物を預けて中尊寺を観光する。
    参道は長い山道で足元が悪く、途中転倒して負傷した観光客を
    中尊寺の車が病院まで搬送している風景に出くわし、周囲に緊張が走っていた。

    The way to Chusonji Temple

    境内は広く、いくつものお堂や鐘楼、稲荷がある。
    連休のなか日なので観光客も多い。

    Chuzonji Temple
    瞬間、こういう静謐な風景に出会う。

    Eyes
    目にご利益があるという。わたしは目が悪いので御守を買った。
    この願掛けの幟はちょっと使徒っぽい。

    1時間ほど境内の中を散歩して、いよいよ本丸へ。
    金色堂と宝物館は拝観料を払って入場する。
    金色堂はむき出しで建っているわけではなく、
    覆い堂とよばれる建物の中に入っている。
    中に入ると金色のお堂が光り輝いている。思ったよりも小さいが
    その細工の精密さや、中に鎮座している仏像の数々が
    なんというか「みっしり」というかんじであった。まばゆい。

    さすがに昔の人も雨曝しにしておくのは気が引けたのか
    覆い堂は当初から作られていたようであった。
    現代の覆堂の前に使われていたものも移築されて残っている。

    Bentendo
    金色堂の写真はないが、なんとなく好きな弁天堂。
    弁天堂はどこも池のそばにある。弁天さまが水の神様だからだ。

    中尊寺観光を終え、次は平泉文化センターで
    オオフジツボのライブ。
    前半には中尊寺の僧侶で、狂言師でもある破石さんの基調講演があった。
    内容はなぜか彼がトルコに遊学していたときの話が中心で
    スライドにサバサンドとかスルタナフメッドが映されていて楽しかった。

    その後、オオフジツボのライブ。
    異郷の地(といっても国内だけど)で聴く曲は
    いっそうの郷愁や旅の疾走感があってよかった。

    その後、無量光院跡に移動して夕暮れのライブ。
    たんぼのあぜ道におばあさんたちが座って聴いていたりして
    なんだか涙が出るような、夢のような風景だった。

    Sunset of Muryokoin

    Mushroom!
    Tsuboyさんの足元に立派すぎるキノコが生えているのも可笑しかった。

    Ohfujitsubo Live at Muryokoin
    暮れていく空とオオフジツボ。

    その後、乾杯の会にもおじゃまして地元スペシャルな居酒屋さんで
    地元の人たちも交えておしゃべり。
    ぷりぷりのだだちゃ豆や、山菜の天ぷらとかを振舞っていただき幸せ。
    中尊寺の破石さんともトルコ話ができて楽しかった。

    その後は一関で打ち上げにも顔を出させていただき
    すっかり平泉を満喫した一日であった。