Saga-Fukuoka day 3

ホテルに荷物を預けて福岡アジア美術館へ。商業施設の上のほうにひっそりある現代アートの美術館なのだが、ちょうど周年でコレクション展『ASIAN POP』が開催されており、中国、香港、ベトナム、タイなどのポップアートは攻めてる展示で見ごたえがあった。月曜営業しているのも頼もしい。私達以外はほぼ海外のお客さんだった。

その後、近くの水炊き屋「とり田」さんでちょっと奮発してランチをいただく。本場の水炊きの丸鶏を6時間煮込んだというスープが実に滋味深く、最後雑炊にして飲み干した。きっと翌日は顔がてかてかになるだろう。

すぐ近くに有田でも訪問した深川青磁と香蘭社のショールームがあったので、3人でじっくり陶器を見る。べにたんはアウトレットで掘り出し物を見つけて良い作品をお迎え。

その後、商店街を歩き、櫛田神社へ。山笠を見る。すぐ向かいのキャナルシティまで歩くが、あまりめぼしいものはなかった。福岡土産というよりは日本みやげというかんじ。テナントもあまりうまくいってなさそうだが終末は賑わうのだろうか。近い将来どこかがテコ入れしそう。それにしても暑い。

これはもう早めに空港に移動してお土産を買おうということで、空港に移動。自宅用にめんべえやらモツ鍋を買う。搭乗ゲート近くでビールを飲みつつ精算。別れを惜しみつつ解散。

それにしても音楽にしろ演劇にしろ旅にしろ「観る」というのは対象よりも主体に力がないと成立しないというか。先の診療所も観光もそうだけど、見る側にエンタメを消費する能力が求められてるのだなと。観光なんかはパッケージ化されてるからお金払えば楽しさは確約されるんだろうけど。一緒にごはん食べたり旅行してくれるお友だちはなんでも面白がれる素地があって本当にすごい。わたしももっと勉強しないとだ。