イシイと箱根へ。

初めてのPOLA美術館。森の中に埋もれるように贅沢に作品が展示されていて素敵な空間だった。

フィリップ・パレーノ展は立体から映像からドローイングなどなどなにからなにまで盛りだくさん。コレクションはモネ、ルノワール、ゴッホ、モジリアーニ、ルソー、ハンマースホイからリヒターまで。野外作品はタイムアウトで見切れず…という感じだったので半日かけて見るのがよいかも。レストラン・アレイも開放的で明るくとても良かった。

鈴木のぞみの小さな個展み「The Mirror, the Window, and the Telescope」がとても良かった。さわひらきなどと並んでここの財団の海外研修生なのだとか。

続いて舟越桂の「森へ行く日」展を見るために箱根彫刻の森美術館へ。舟越桂はこの展覧会に間に合わず今年の3月にご逝去されていて本当に残念だ。

常設展ではあらためてコレクションの豊かさに驚く。幸せを呼ぶシンフォニー彫刻の内部がすさまじい。現代作家の作品を紹介する展示室もあり、舟越桂が選んだ三沢厚彦や名和晃平などの作家や共同作品が展示されていてよかった。

特定の世代なので無条件で天気予報とともにジョージ・ウィンストンの「Longing/Love」が脳内にログインしてくる。

帰りは小田原の「潮り」さんでお寿司。