ロンドン4日目
唐突にオックスフォード弾丸を決めたので朝からパディントンへ。バスで行こうとしたら渋滞が酷くてバスが来ず、地下鉄にしたら乗り間違え、ベーカー街で乗り換えようとしたらベーカールー線はストの影響で大幅遅延で、結局ハマースミス線に乗り換えようやく着いたら発車券5分前だった。セーフ。
オックスフォードは中世の街並みがそのまま残っているような素敵な町だが大学関係の施設は予約なしでは入れないのでツアーで周ったほうが効率がいいと思う。
母は大学が見たいというのでツーリスト・インフォメーションへ、私は自力でBodleian Librariesとハリーポッターのロケでも使われたDivinity School、St Mary Churchを見学。
隣接するピットリバー博物館は民族学博物館といった趣でそのコレクションの物量に圧倒されます。大阪の民族学博物館を1/4くらいに圧縮した感じ。アフリカのものが多かったがアジアでは特に日本に興味があったようで根付、能面、具足のコレクションが充実していた。
夕方、ロンドンに戻りピカデリー劇場でムーランルージュを観劇。奮発して5列目を取ったので(ロンドンの劇場は値段が6段階くらいに分かれていて席も事前に選べるのが良い)俳優さんたちの表情もよく見えた。帝国劇場より幅が狭いので密な感じが良かった。英語なのでブロードウェイと同じ脚本なのかな、サンチャゴのスペイン語訛りやロートレックのフランス語訛りは日本語ではわからなかったので良かった(そもそもパリの話なのでロートレックがフランス語訛りの英語というのも変な話なのだけど)。
誰もが知ってるナンバーが頻出するのだが「ここでそれを歌うんだ」と言うのがあるらしく笑いが起こっていた。クリスチャン役のJamie Mascatoはまったくブレスしていないように見えるのに物凄い声量で、まるで話してるみたいに歌う不思議な俳優さんだった。最後のカーテンコールはお客さんも総立ちでシャンパン片手に盛り上がり日本よりもだいぶはっちゃけてました。