出光美術館「物、ものを呼ぶ」
学芸員解説「4回にわたる展示を全部観て初めて出光美がわかるというのに1-3回目はガラガラで…」「文人画こそ出光美の真骨頂なのに第二室だけいつも空いてて、みなさん新参の若冲とか江戸琳派ばかり見て…」「そもそもこの美術館は天井低すぎて掛け軸伸ばして飾れないんですよ…」とかボヤきまくりで面白かった(そのかわり屏風などは低いショウケースにフレミングされてそれはそれでよい、という話だったが)。
出光美の文人画の展示室がガラガラという話で「本当に空いてる時になると屏風の前に正座して絵と対話している人が現れる。しかもひとりではない」って言ってて笑ってしまった 中の人には好意的に受け止められててよかった。
「東博のやまと絵展に伴大納言絵巻が出た時は二重三重の人だかりだったので今回うちが出すときも戦々恐々としてたんですが、蓋を開けたら大変見やすくなっておりまして…」つって笑いをとっていた もうひとつの国宝「見努世友」のほうが驚きが大きかった。
現・帝劇ビルでの学芸員解説はこれが最後とのことで、たのしい解説ありがとうございました。
終わったあとは新丸ビルのスタバでメラメーラフラペチーノを。


