仕事のできる人は「暑い」「寒い」「疲れた」を
口にしない、というのを何かで読んで
おお!たしかになるほどな!と思ったので
実際口にしたところで疲れがとれるわけでもなく
周囲のテンションを下げるだけなので
なるべく言わないように気をつけていたのだが。
(それでも言っちゃうんだけど)
しかし!
今月はもう何度でも言うね!声を大にして言うね!
疲れたー!疲れたー!!
仕事帰りに飲みに行けない人生なんて!(涙)
そんななかアニメ『蟲師』を観る。
以前、原作を借りてずいぶんハマったのだが
アニメもかなりクォリティ高い。
漫画では表現しきれない光脈や光酒、蟲の動きなんかが
ほんとうに美しく描かれている。
音楽も好い。
『蟲師』を読むと眼に見えないけれど
たしかに感じるものや、八百万の神々の存在を
信じてもいいような心もちになる。
このへんは江戸の鬼門に位置しているせいか、
どんなに眼を凝らしても果ての見えない手つかずの闇がある。
仕事帰りに谷中の墓地を歩いていると
視界のはしでチラチラ動いている光が「蟲」にみえてくる。