アルメニアからの帰国便、モスクワで10時間のトランジットがあるという。
空港でじっとしているのもつまらないので、自力でロシアのトランジットビザを取得し、
街に出てみることにした。
コーカサスですっかり田舎を満喫したわたしの体には都会すぎるモスクワ。
全世界の人がいつかロシア語を話すだろうと思っているロシア。
英語がまったく通じない。
まず空港からアエロエキスプレスで市内に移動するところまではすべて二ヶ国語表示で順調だったのだが
そこから地下鉄に乗り換えるのに一苦労した。
3メートルおきに道を尋ねる。
みなさん、とっても丁寧に親切に教えてくれるのだが全てロシア語なのだった。
「ダー」と「ニェート」と「スパシーボ!」だけで乗り切り、なんとか赤の広場まで到達。
時間もないのでクレムリンは諦め、ワシリー聖堂、カザン聖堂などを見る。
イコンもきんきらりんで豪華!さすが首都!!
ボリショイ劇場のほうへ歩き カメルゲルスキー横丁でお昼を食べる。
これも英語メニューがなく大苦戦する。
なんとかビュフェスタイルのレストランに滑りこむ。
ものすごい通り雨。
連日の猛暑と山火事で、スモッグが懸念されていたが、通り雨ですっかり空気はきれいになっていた。
Moscow, 2010 |