国際陶磁器フェスティバル美濃、みっつめの会場は多治見市モザイクタイルミュージアム。藤森照信による曲線が美しい建築。レトロなモザイクタイルの展示がかわいいことよ。

企画展は「青の誘惑」で、青いタイルで埋め尽くされた部屋が美しかったです。

もともとこの美術館がある笠原地区はタイルの産地で、地場産業の紹介という面が強めなのでコレクションとしては常滑のINAXの方が充実してるかも。

その後、タクシーで市之倉地区の幸兵衛窯へ。開窯は1804年、江戸時代は御用窯として江戸城に美濃焼を納めていたという歴史のある窯元だ。

建築や裏の窖窯も素敵で作家の作品以外にも見どころが多い。古い日本家屋にシルクロードから持ち込まれた歴代の蒐集品が美しくまとめられていて、一代でどうこうできるセンスではないなあと思う。

SNSでバズってたエジプトの神々シリーズは窯元で買うと1割引だそうだ。

そこから徒歩で市之倉さかずき美術館へ行き、併設されているイタリア料理屋でランチ。ゲリラ豪雨のような大雨に降られるがタクシーで駅まで。駅周辺で少し買い物をして、中央線で大曽根。徳川園に寄る。徳川美術館は大河ドラマにのっかって源氏物語特集。国宝の源氏物語を持っているのが凄い。

名駅の名鉄百貨店「まるや」でひつまぶしを食べて帰宅。