イスタンブール7日目。
地下鉄とマルマライを乗り継いでスィルケジまで行き、ギュルハネ公園を抜けて国立考古学博物館へ。20年ぶりに行ったら随分かっこよく改装されていた。解説は日本よりもだいぶ詳細で専門的。カドゥキョイではまったく見なかったがここでは東アジアからの観光客の方々を見かける。
トラムでカラキョイまで行き、MEŞHUR BALIKÇI EYUP USTAさんで名物のバルクラップを食べる。焼き鯖と野菜をラップに包んでスパイスかけたやつで、サバサンドより流行っている。再びガラタ橋を戻って旧市街へ。パレスチナ解放のデモが行われていてポリカーボンの盾と銃を持った警察官がたくさん。後で調べたところ「川から海までパレスチナを解放しよう」という運動だったらしい。
そのままエジプシャンバザールを見て合羽橋のような問屋街へ。イシイは胡椒挽きを買い増し。バザールより15%ほど安い。
エミニョニュから水上バスでカドゥキョイに戻る。今日は1日天気がぐずついて寒く、船内で飲む熱いチャイが美味しい。
市場の近くにある老舗のドネル食堂Tatar Salimさんでドネルケバブとレンズ豆のスープ(クリーミーで今まで飲んだ中で一番リッチな味)。
一度ホテルに戻って休み、夜は最終日ということで気合いを入れてパブ、ムール貝専門店、スープ専門店、ワインバーをハシゴした。
一軒目はトルコ各地のクラフトビールボトルを揃えているPablo Pubさんへ。Torchというイスタンブールのマイクロブルワリーの「Tokyo Zen」をボトルで。
二軒目はムール貝の中煮るお米を入れて蒸し上げたミディエドルマが美味しいKadıköy Midyecisiさん。4種類10個ずつ計40個頼んで多過ぎたかなと思ったが一瞬で平らげてしまった。貝の天ぷら串はコロモ厚めでタルタルを付けて食べる。
三軒目はトルコの人たちにとっての「飲んだ後の締め」的なポジションのスープを食べにKadim İşkembe Salonuへ。パイタンのようなイシュケンベ・チョルバス(羊の内臓)がこってりしていて美味しい。ニンニクと辣油を足して食べるのも締めラーメンぽい。
四軒目は暖炉がある落ち着いたワインバーLâl Cafe Barさんへ。サラミのような薄い肉のスライスにチーズがかかっているボスニア産のドライサラミ(Kurutulmuş Boşnak)が美味しい。珍しく禁煙席があった。
アジア側の飲食店が本当に楽しくて、次回も絶対にカドゥキョイに泊まろうと誓う。来週また来たい。











