Houki- Izumo-Kurashiki

伯耆町

朝は大山Gビールの工場見学へ。田村社長、工場長の岩田さんにアテンドいただき、大山地ビールの歴史から最近投入された機械(イタリア製のボトリングマシンは”フェラーリ”と呼ばれているらしい😂)まで詳しく説明いただきました。

タンクから注いでいただいた某ビールの美味しいこと!時間がなかったのが悔やまれるので次回は泉や畑のほうまで拝見したいと思います。

出雲

民芸運動の影響を強く受けた出西窯へ。残念ながらコロナで工房の見学はできなかったけれど、イシイは出西ブルーの大皿とエッグベイカー、わたしはお茶碗を。店内にはこの窯を立ち上げた5人の若者を指導した河井寛次郎の書もありました。周辺には素敵な日用品のセレクトショップ的なものやパン屋さんもあり、この一角だけ『暮しの手帖』感が。

今回の旅のハイライトでもある出雲大社。有名な大しめ縄のある拝殿の向こうに本宮があるのかと思っていたが全然違った。今度は神在月に詣でたいな。

レトロな出雲大社前駅も教会みたいで可愛い。

鷺浦

出雲大社から山道をひたすら走り鷺浦へ。私はここに来るまでまったく知らなかったのだが北前船の風待ち港として栄えた町なのだそう。赤橙色の石州瓦の街並みが美しい。

目的地は「珈琲のがらがら」。浅草の珈琲店「なにわや」の店主が鷺浦で開いたお店だ。私はなにわやの珈琲が宇宙一美味しいと思っていたので閉店と聞いた知った時はショックだったのだけど再会できて良かった。店主も東京から来たと言ったら驚いていた(が、やはりたまになにわやのお客さんがやってくるそうだ)。

丁寧なネルドリップが健在で嬉しかったなあ。

拝みたくなるような出雲市駅から特急やくもで倉敷へ。鉄分少なめの私でもちょっと嬉しくなる国鉄カラー。浜村淳みたいな味のある話し方をする車掌さんが宍道湖のガイドをしてくれて和んだ。それにしてもめちゃくちゃ揺れるし特急なのに待ち合わせが多い。

倉敷

あてにしていた居酒屋さんが臨時休業で夜の倉敷をふらふら。美しすぎて映画のセットみたい。川越や佐原はきっとこの倉敷を目指したんだろうなあというのがよくわかる。元倉敷紡績(クラボウ)の工場跡のアイビースクエアに投宿する。