森美が徒歩圏になったのでChim↑Pom展へ。
まったく好きではないけど、やりたいことはものすごくよくわかる! これからも日和ることなく頑張ってほしい! という種類のアート。広島市は千羽鶴を燃えるゴミには分類していないというところから出来た「ノン・バーナブル」は凄みがあった。3.11以降、千羽鶴については色々思うところあった。一度折られた鶴を折り紙に戻して、それをまた観客が折ることもできるのだが、誰かの折り跡のついた紙で鶴を折ろうとしたら、なんでか折り方がさっぱりわからなくなってしまって不思議だった。帰ってからまっさらの紙で折ったらするする折れたのだが。個人的に鶴は「考える/学ぶ/祈るをカタチにしたもの」なので、折るという行為は否定できないよなあと思っていて(それを被災地に送る、というのは別問題)、千羽鶴を「何の役にも立たない」という意見には賛同しかねるなあと常々思っていたので千羽鶴を使った作品に触れて改めて考える機会を得られた。
帰りにサルバトーレクオモでペンネをテイクアウトしたら、ゆるっゆるのフタの容器で渡されて。ビニール袋もらえばよかったのにもらいそこね、マイバッグに入れたは良いものの傾けたら即死案件で帰路30分間凄まじい緊張を強いられた。