もりさんとともみさんという初顔合わせ(青春鉄道つながり)で秩父へ。
熊谷駅から秩父鉄道のパレオエクルプレスという蒸気機関車で秩父まで行く。初めて見る蒸気機関は有機的で呼吸する怪物みたいな力強さがあって、うるさくて煙くてかっこいい。通過駅や沿道の人が手を振ってくれる優しい世界なのも良い。
秩父では秩父神社参拝の後、ローカルバスで秩父錦の矢尾本店が経営する「秩父錦 酒造りの森」にて酒造見学。玄関のところに設置された大釜や、2メートルほどの酒林(杉玉)が圧巻。資料館は思いのほか充実していて見応えがある。その後、お約束の無料試飲と有料試飲でまあまあ日本酒とビール。秩父祭の日付がそのまま名前になっているビールが驚くほど美味しい。東山魁夷の絵なども持っていて、土地の名士がその豊かさで美味しいお酒を作っているのだなあという印象。なお、フラッグシップの秩父錦は1749年から醸造されているらしい。
秩父駅近くに戻り、番場通りのまほろバルさんでビールのテイスティングセット。やはり秩父麦酒さんは何を飲んでも美味しい。
東武と圧倒的な格差を見せつける西武秩父まで散歩し、フードコートでさらに乾杯。周遊券を活用したもりさんは御花畑駅から秩父鉄道〜東武で、私とともみさんは西武秩父から妹島和世デザインの特急ラビューで池袋に。鉄分多めの楽しい日帰り旅だった。
また行きたい。