カテゴリー: 2024 メキシコ

  • Mexico day7: Mexico City

    Mexico day7: Mexico City

    メキシコ7日目。朝少しだけ時間があったのでソカロまで散歩。ベジャス・アルテス宮殿、中央郵便局、メトロポリタン大聖堂、サントドミンゴ教会を一通り見る。朝、仕事に向かう人向けに屋台でタコスやブリトーを売っている日常風景が見られて良かった。

    メキシコ最大の国立人類学博物館で東博の古代メキシコ展に貸し出されていたものたちと再会。「死者のディスク」などかなり目立つところに展示されているお宝を貸し出してくれていたのだな。日本ではマヤ・アステカが有名だけど、それ以前に高度な文明があったからこそ中世にあれだけ栄えたのだということがよくわかる。マヤの展示は思いのほか少ない。建築はグァダルーペ寺院の新館と同じくペドロ・ラミレス・バスケス。

    ルイス・バラガンが手がけたペドレガル邸でランチ。本邸ではなく馬小屋などがあった別邸?部分と中庭がTetetlanというレストランになっています。飲食スペースのほかショップやギャラリー、レコードもあるライブラリーがあって意識高いカルチャースポットという感じ。

    コヨアカン地区のフリーダ・カリョ博物館。もともと彼女が住んでいた邸宅が展示室として公開されています。鮮やかな色の壁、彼女が愛した可愛い生活雑貨や食器、季節柄かオフレンダも。

    コヨアカンの中心部にある公園沿いのレストランで夕食を食べ、深夜便で帰国。

    メキシコはあらゆる手続きが非効率なのに「これはこれで回ってるからヨシ!」という感じで暮らすのは大変そうだが、観光で出会った方々はみんなニコニコしていて親切で大好きになった。

  • Mexico day6: Oaxaca-Mexico City

    Mexico day6: Oaxaca-Mexico City

    メキシコ6日目。メキシコシティ郊外にあるテオティワカン遺跡へ。ボラドーラの人たちが先住民の儀式のデモンストレーションを行っていて、高い鉄塔から鳥のようにくるくると回りながら降りてくる。地上に降りると写真を撮っていた観光客に投げ銭を要求するところまでがセット。
    ティオティワカンは10世紀くらいにこれだけ区画整理された広大な都市を築いたにもかかわらず、民族・言語・なぜ滅亡したのかは未だ解明されておらず、メソアメリカ最大の謎と言われているらしい。非常に数学的な都市計画に見える。

    メキシコシティへの帰り道にグァダルーペ寺院(バジリカ)。ここに掲げられているファン・ディエゴのマントに描かれた褐色の肌の聖母はメキシコで最も信仰を集めている対象で、このバジリカもヴァチカンのサンピエトロの次に来訪者が多いカトリックの聖地。旧館は地盤沈下で激しく傾いているので新館が建てられ1万人のミサが可能とのこと(どうやったらそんなに入るのか謎だが)。マリア図は動く歩道に乗って見学するパンダ方式。

    メキシコ屈指の現代建築ヴァスコンセロス図書館へ。天井から吊り下げられた書架が迫ってくるようでSF的。中央には鯨の骨格標本があり、本の海を泳いでいるようでロマンしかない。日本のマンガもかなりコレクションされていて嬉しくなる(やはりジャンプ作品強し)。

    メキシコシティ歴史地区へ。古代遺跡とスペイン時代の壮麗な建築群が同居する不思議な場所。ソカロ(中央広場)には死者の日のイベントで使われた巨大な骸骨がいくつも並んでいましたが残念ながら撤収作業中。メトロポリタン大聖堂、遺跡のテンプロマヨールをチラ見。聖堂の敷地には猫さんがたくさんいた。

    『007 Spectre』のロケでも使われていたグランホテルの最上階でソカロを見下ろしつつ夕飯。エントランスは日本橋三越みたいにゴージャスな内装だったのでジーンズで行っていいものかと怯んだけど思いのほかカジュアルなお店だった。死者の祭は『007 Spectre』で興味を持ったのだが、もともとメキシコでは冒頭シーンのようなパレードは行われておらず、むしろ007で有名になってから各地で行われるようになったとかならなかったとか。

  • Mexico day5: Oaxaca-Toluca-Metepec

    Mexico day5: Oaxaca-Toluca-Metepec

    メキシコ5日目。オアハカから空路でメキシコシティに戻り、そのまま近郊のトルーカへ。昔から交通の容姿だったらしくソカロ周辺は美しく整備されている(普通の都市に見えるけど標高は2600m)。

    19世紀頃からの市場を植物園にしたコスモビトラル植物園へ。四方を囲む巨大なステンドグラスは1950年代の作品とのことだが、正面の「炎の男」は道頓堀のグリコの人に重なる。この植物園は日本とも縁が深いようで、日本庭園、メキシコに入植して在来種の研究をした日本人植物学者の銅像、埼玉県から贈られた石灯籠があった。

    その後、メキシコ最大のオフレンダ(祭壇)が作られるメテペックへ。先住民系の人が多く住む場所らしく、民芸品屋が並ぶ観光地。教会の丘にへばりつくように飾り付けられたオフレンダは祭壇というよりもはや「作品」というかんじだけれど、文化祭感満載でかわいい。このオフレンダの大きさはそれぞれの街で競い合っているらしく、直前まで手の内を明かさないようやるかやらないかの情報すら出ないらしい。今年は優勝できたんだろうか。

    丘の上にあるカルバリオ教会も荘厳。

  • Mexico day4: Oaxaca

    Mexico day4: Oaxaca

    メキシコ4日目はオアハカの郊外をぐるぐる。

    樹齢2000年以上というトゥーレの巨木、10世紀くらいのミトラ遺跡、メスカルの蒸溜所を見学。

    テキーラというのはシャンパンや紹興酒と同じくテキーラ地方で作られたものの名前で、リュウゼツランを原料にした蒸留酒の総称は「メスカル」とのこと。アロエのような葉を使うのかと思いきや、葉を落とした根元をがんがん蒸し焼きにしてあの香りをつける。思いのほか原始的…

    その後ひとりでオアハカの街をぶらぶらしてギャラリーなど見つつ、バルでビールとメスカルのカクテルをいただく。Ginebraという銘柄にジャスミンティーと日本酒と抹茶がアドオンされてるオリジナルカクテルとのこと。

    夜は死者の日の墓地にお邪魔した。静かに偲んでいるのかと思いきや楽団が演奏したりラジカセで音楽流したり子供が走り回ったりで賑やか!

    今は禁止されてしまった谷中霊園のお花見に限りなく近い雰囲気で驚いた。

  • Mexico day3: Oaxaca

    Mexico day3: Oaxaca

    3日目はオアハカの市場見物。スカルメイクをしたいという同行者とその犠牲になった添乗員と別れ、現地ガイドのダニエルと市場へ。午後にお宅訪問があるのでお供物を買う。

    その後、ホホという地域の古い墓地へ。昨日はここでみなさんお花を飾って飲んだり食べたりしていたよう。マリーゴールドの花に囲まれてなんともからりとした雰囲気。

    その後、中心部にあるサントドミンゴ教会。司教座がないので教会というカテゴリですが、カテドラルよりも立派とのこと。入り口から伸びてキリストに通じている生命の木が素晴らしい。修道院だった美しい建物が博物館になっていて古代文明の遺物も見られる。

    午後は何故か現地のお宅にお邪魔して祭壇を飾るという珍しいワークショップに参加しました。マリーゴールドは死者を導く花。迎え火のようなものだそうで花びらで玄関から祭壇まで道を作る。みんなで香炉にすこしずつお香を入れる焼香もあり、日本の風習に似ていて驚くことばかり。

    オアハカの夜は死者の日の前夜祭にあたり一番の盛り上がり。メインストリートでパレードがあったり、カテドラル前の特設ステージでオペラやダンスがあったりですんごい人出。ギャラリーや土産物屋をひやかしながら帰る。

  • Mexico day 2: Puebla-Oaxaca

    Mexico day 2: Puebla-Oaxaca

    朝、プエブラの歴史地区をぶらぶら散歩。

    17世紀ごろにスペイン人が整備したとのことで珍しく区画整理されている街とのこと。「天使の街」と呼ばれていたそうでそこここに天使がいる。四角い広場に面して立派な建物が並ぶのはまさにヨーロッパのよう。

    ここのカテドラルにはオフレンダ(死者の日の祭壇)がある。キリスト教的には死者が戻ってくるのは歓迎されないのでこれはなかなか珍しいらしい。仏教の国でもお盆がある日本と似ていて興味深い。

    その壮麗さでヨーロッパにまで名が轟き「新大陸の宝」と呼ばれたサントドミンゴ教会が凄まじい。バロックの極み。

    その後、浅草のような民芸品市場や若手のアーティストの工房兼ショップが集まっているBarrio del Artistaを散歩。

    午後はオアハカに移動。

    広場を見下ろすレストランで食事をしたが、爆竹・パレード・バンド演奏・完成がまじりあい凄まじいうるささ。

  • Mexico day 1: Tokio-Mexico City-Puebla

    Mexico day 1: Tokio-Mexico City-Puebla

    父のオトモでメキシコに来た。

    初日はメキシコシティ。メキシコを代表するモダニズム建築の巨匠、ルイス・バラガン邸と仕事場へ。鮮やかな色なのにどこを切っても絵になる静謐な空間。ライブラリーには日本の書籍もかなりあって日本の建築家からもいくばくかの影響を受けたようだ。メキシコは現代建築も面白いのだが、プリツカー賞って日米が上位を独占していて、メキシコはルイス・バラガンくらいしか獲ってないらしい。バラガン邸で日本語で話しかけてくれた男の子も安藤忠雄が好きだと言っていた そういえばこの間、美濃で磯崎新の建築を見たなーと思いつつ。

    ハロウィンと死者の日が近いこともあり街中がマリーゴールドの花と骸骨で埋め尽くされていてお祭りムード一色なのですが、それはそれとして、西新宿のロータリーみたいな一等地に麻薬カルテル事件に巻き込まれて行方不明になった人たちの写真が無数に掲示されていて怖すぎる。

    夕方、バスでプエブラに移動。ソカロと呼ばれる広場周辺はハロウインと死者の日で盛り上がっている。