第5回めにして最終回のBeginner’s Beer Salon Vol. 5はクリスマスビール特集。
BREWDOG 「SANTA PAWS」
クリスマスビールといいつつも添加物がほとんどなく、あっさり飲みやすいかんじ。最近のトレンドはまたアルコール度低めになってきたらしい。喜ばしいことだ。
Gouden Carolus Christmas
グーカロことグーテン・カロルス「クリスマス」。こちらはいわゆるベルジャンホワイトに必須のコリアンダーやオレンジピールに加えてアニスやリコリスも入っていていかにも!って感じ。
La Rulles「Rulles Cuvée de Noël」
攻めてるラベルとは裏腹にとても飲みやすいクリスマスビール。「酸味や甘みやアルコールなど、突出したものはないがバランスの良さだけで成り立っているブルワリー」とのこと。なるほど。
Westvleteren 「XII」
講師T先生の秘蔵中の秘蔵品。クローゼットで寝かせたものらしい。ふだんはベルギーのシント・シクスタス修道院まで買いに行かねば入手不可(しかもいつも売っているとはかぎらない)というレア中のレアビール。修道院の改築費用捻出のため小西酒造経由で売りだしたモデルらしい。香辛料のバランスもよくまさに馥郁たるお味。
Gouden Calorus「Cuvee van de keizer Blue」
こちらも講師T先生の秘蔵品。こちらも寝かせて味の変化を楽しむことが可能らしい。ラベルがかわいい。グーカロのは香辛料が絶妙で、これはアニスやリコリスは入っていないがもかなり好きなバランスの味だった。ふだん飲むにはヘヴィだけどもパーティーのときなどにはいいかもしれない。
Anglo Japanese Brewing Company 「信州蕎麦スタウト」
里武士さんの。無農薬蕎麦と野沢温泉の水をつかったスタウトとのこと。ローストした玄そばの香ばしいかおりとのことだが、ひとことで言うと出汁のきいたお味。みなさん「おばあちゃんちみたいな…」と形容していらした。