バルセロナ最終日。
朝はランブラスから少し歩いたところにあるカタルーニャ音楽堂を見に行く。広場の真ん中に建つ堂々たる建築を想像していたら町中に埋もれるようにしてあった。正面玄関は狭い路地に面していて、なかなか全容を見ることができないのが意外だった。途中のパン屋で、おじちゃんに「これおいしいよ」と勧められて買ったツナのパニーニのようなものはとても美味しかった。

昼にはリスボンへ移動。ホテルはバイシャという低地の中心地にあるThe 7というホテル。ちゃんとしたフロントがあって、バルセロナから相当アップグレードした感がある。早速荷物を部屋に投げ入れて街に出る。

19世紀からあるというエレベーターに乗って上にあがってみると、リスボンというのは丘に囲まれた街だというのがよくわかる。

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西には大西洋。展望階からそのままバイロアルト(高いエリア)に出ることができたので、そのままそこにあった考古学博物館へ。地震で屋根が落ちた修道院が博物館になっており、ローマ時代〜の彫刻などが展示されている。

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大きな石盃では猫が昼寝をしていた。

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しかし丘の街ながらに、おそろしい階段の数である。どうも街のなかには公共のエレベーターがあって、地元の人々はそれを活用して上下の移動をしているようであった。最初はそれを知らずにひーこら言いながら階段を登り降りしていたが、おかげで途中にDuqueというブルーパブを発見することができた。自分のところで作ってるのは2種類くらい。

夕食はバイロ・アルトの修道院を改装したビール屋さんで豪勢な海鮮の盛り合わせを。テーブルにハンマーが置かれて笑った。

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夜のリスボンは濡れた石畳に街灯が反射して美しい。

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