9時にグルジアを発ち、およそ1時間20分でグルジアとの国境へ車で向かう。
国境近くはロシア語を併記している看板が多い。
国境の手前で車を降り、高速の料金所のようなところを歩いて通る。
イミグレは5分ほど。 細い川を渡り、今度はアルメニアの料金所のようなところで査証を取得。(30ドルくらい)
並ばない人々に苦戦しつつも、窓口にパスポートをねじこみ取得。
アゼルバイジャンとトルコとは長きに渡る紛争のため国境は閉鎖しているわりに、こちらの国境はずいぶんとゆるい。
ガイドのKristinaが迎えに来てくれた。 アルメニアはグルジアとちがって親ロシアという印象。
旧ソ連のモニュメントも遺っているし、アルメニア人は母国語と同じくらいのレベルでロシア語が話せる。
グルジア人は昨今、ロシア語教育をやめて、第2外国語を英語にしているので
グルジアでガイドしてくれたNaziはロシア語はまったくしゃべれない。
国境付近で身柄引き渡し(?)のとき、KristinaとNaziが携帯で連絡をとりあってくれたのだが
Naziが「すいません、ロシア語わかりません!」と言っていたのが印象的だった。
KristinaはNaziがロシア語が話せて当然とばかりに、いきなりロシア語で話しかけたのだろう。
途中、ハフバット修道院・サナヒン修道院という廃墟をめぐり、
(ここはパラジャーノフの「ざくろの色」が撮影された場所だ)
セヴァン湖で休憩し、3時間あまりで世界最古の都市のひとつ・エレヴァンへ到着した。