内藤礼 明るい地上には あなたの姿が見える

内藤礼「明るい地上には あなたの姿が見える」展を観に水戸芸術館まで。

静か。密やか。でも希望がある。写真家が捉えようとする構図と光りと影を恒久的な作品に落とし込もうとしているように見える。自然光の展示は初とのこと。瀬戸内のあの空間はちがうんだっけ。

見る人との距離感、見る人の動きをコントロールするのはさすが。とくに明るい真っ白な部屋の天井から糸が2本だけ下がっている作品は素晴らしかった。

「あえかなる部屋」の影響もあるけど、本当にあえかなるという形容詞がぴったりだと思う。作品の一部、餃子の皮くらいの大きさにまあるくカットされた半紙をいただいてきた。目を凝らすと「おいで」って書いてある。囁くような作品群だった。

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大洗から水戸芸術館へ。

山口晃展「前に下がる 下を仰ぐ」を観る。
展示会場もとても凝っていて、会場内に入ってまず柵で仕切られた中央通路をずうっと歩いて行く。左右の壁には作品が掛けられているが、立ち止まらずそのまま進む。と、階段が現れ、のぼると左手にほぼ原寸大の電柱が。階段を降り、つきあたったところから壁の作品をぐるりと見ていく。

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いきなり紙Twitterがおかしい。正月は根津神社に参拝されたようだ。「食日記」も近所のお店がたくさん出ていて微笑ましい。この人の作品って緻密で巨大な作品にももちろん圧倒されるんだけど、なんか殴り描いた(ようにみえる)作品がちゃんと笑えるのがすごい。「続・無残ノ介」とか、ほんとに声出して笑ったもの。たいへん面白い展示でした。

その後、どんどん山のほうに行って「森のシェーブル館」へ。ほかにお客さんもおらず、シェーブル館というからには山羊のチーズがあるのかと思いきや、販売は6月だからだそうで「わざわざ東京から雨の中来ていただいたのに」と、オーナーの方にいろいろ試食・サービスしていだたいてしまった。

帰りは途中、友人をひろって都内某所で豪華にステーキ。最近は安く、美味しいステーキが食べられるようになったんだなあ。