le roi des musees

雨が降って寒い。
このblogは日本各地をはじめ米国や英国に住んでいる人も
読んでいるらしいので、あえて書くが
東京は2月に入って気温が20度近くまで上がった日があった。
それで自律神経(?)が「こりゃ春だよ!」と思って
生体がすっかり春モードになってしまった。
なので急に気温が低くなったりすると、こたえる。
上野で本や下着や鞄なんかを買おうと思って
わざわざ激混みの銀座線で上野ATREに出たのに
何も買えずにしょんぼりし、こんなことなら
やはり銀座で降りれば良かった…と思いつつ
なりゆきでtest氏と根津のカフェで待ち合わせることになった。
上野駅から根津駅へ至るには交通の便が非常に悪い。
直線距離にすると2km程度なのだが
大きな池や公園や山があり、まっすぐ歩けない。
バスもたまにしか来ない。
電車を使うと乗換1回で計5駅も移動せねばならない。
タクシーに乗るのもばかばかしい。
ううむ、と考えた結果、何故か「歩く」という選択をしてしまった。
この寒い、雨の日にだ。絶対間違ってる。
しかも先日「自分の足で移動しないと」なんて書いたばっかりに
無意識に最も遠回りかつハードな「山越えルート」を選んでしまった。
途中、暗くて湿った公園の中で、国立博物館だけが
あまりに煌びやかに浮き上がっていて、
ありがたい気持ちで写真を撮った。
さすが日本の博物館の王。立派です。

le roi des musees” への2件のフィードバック

  1. 視界が様々変わるし、歩いて最も楽しいコースかも知れませんね。
    今夜みたいに寒い晩はアレだけど(苦笑)深夜上野から自宅まで
    上野公園抜け似たようなコース歩いて帰った事があります。
    徒歩が嫌いな私もこの界隈だけは別で、谷中墓地の通りも
    唯一夜通ってもコワさを感じません。

  2. >れざさん
    視界が様々変わるのは問題ではw
    なんだかめくるめくかんじ…!
    上野はやっぱり春がいいです。桜の時期は
    公園全体が居酒屋臭につつまれますが
    それでもなんだか、あの浮かれたかんじが
    よく合いますね。
    深夜の墓地、最近治安が悪いらしく心配です。
    猿も出たらしいし…。

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