London:Kew Gardens

2012年10月26日
ロンドン7日め。

ちょっと寝坊しつつも今回必ず行こうと決めていた世界遺産のキューガーデンズに向かう。
Victoria線はEustonから乗ったほうが楽だということも覚えた。
Victoria駅でDistrict線に乗り換えて郊外へ。とはいえ15分くらいで着くので
東京で言うと井の頭公園くらいの感覚である。

とにかく広大なのですべて見るつもりはなかったが、温室が3つあるので
それを重点的に見ることにした。
Victoria門から入ってすぐ目の前にあるPalm House。
これは曲線が美しい温室だ。中に入ると鉄骨にもヴィクトリアンな意匠が
施されていてとても美しい。とくに螺旋階段があるのが素晴らしいよ。

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となりの水連の池がある温室では親指ほどのサイズのちいさなねずみを見た、かわいかった。

次に三角形がいくつも重なったようなデザインのPrincess of Wales Conservatoryへ。
こちらは熱帯~砂漠などテーマ別に植生が分かれていて面白い。
サボテンコーナーでは、ひとりで来ていたおじいちゃんが
「わーすごい。これはすごい。すばらしい。」と呟きながら見ていた。サボテンマニア?

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最後に、ちょっと西の方に歩いてTemperate House。
こちらもParm House同様にヴィクトリアンなかんじで美しい。
いきなりグースにお出迎えされてびっくりしたけど。

Temperate House

温室間を移動するときに、すこし道からそれてふかふかの芝生を歩くと
リスをたくさん見かける。宿の窓からもたまに屋根をつたう奴等の姿を見かけるし
ロンドンには馴染んでいるようだ。(谷中の墓地にも昔はいたんだけどな。)
今日はぐっと冷え込んで風も強く寒い日だったので温室に長居してしまったが
美しい紅葉が見られたので良かった。
9月のバラの季節に来たらさぞ素晴らしいだろう。

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温室があまりに素晴らしく時間を忘れて写真を撮ってしまったので
気がついたら2時をすぎていた。カフェでパイと温かいカフェラテをお願いして
おなかもくちくなったところで退散する。