Hiraizumi 1

9月18日
仙台から高速バスで平泉へ行く。
一日1本のこのバスは中尊寺の目の前まで行ってくれて便利だ。

まずはコインロッカーに荷物を預けて中尊寺を観光する。
参道は長い山道で足元が悪く、途中転倒して負傷した観光客を
中尊寺の車が病院まで搬送している風景に出くわし、周囲に緊張が走っていた。

The way to Chusonji Temple

境内は広く、いくつものお堂や鐘楼、稲荷がある。
連休のなか日なので観光客も多い。

Chuzonji Temple
瞬間、こういう静謐な風景に出会う。

Eyes
目にご利益があるという。わたしは目が悪いので御守を買った。
この願掛けの幟はちょっと使徒っぽい。

1時間ほど境内の中を散歩して、いよいよ本丸へ。
金色堂と宝物館は拝観料を払って入場する。
金色堂はむき出しで建っているわけではなく、
覆い堂とよばれる建物の中に入っている。
中に入ると金色のお堂が光り輝いている。思ったよりも小さいが
その細工の精密さや、中に鎮座している仏像の数々が
なんというか「みっしり」というかんじであった。まばゆい。

さすがに昔の人も雨曝しにしておくのは気が引けたのか
覆い堂は当初から作られていたようであった。
現代の覆堂の前に使われていたものも移築されて残っている。

Bentendo
金色堂の写真はないが、なんとなく好きな弁天堂。
弁天堂はどこも池のそばにある。弁天さまが水の神様だからだ。

中尊寺観光を終え、次は平泉文化センターで
オオフジツボのライブ。
前半には中尊寺の僧侶で、狂言師でもある破石さんの基調講演があった。
内容はなぜか彼がトルコに遊学していたときの話が中心で
スライドにサバサンドとかスルタナフメッドが映されていて楽しかった。

その後、オオフジツボのライブ。
異郷の地(といっても国内だけど)で聴く曲は
いっそうの郷愁や旅の疾走感があってよかった。

その後、無量光院跡に移動して夕暮れのライブ。
たんぼのあぜ道におばあさんたちが座って聴いていたりして
なんだか涙が出るような、夢のような風景だった。

Sunset of Muryokoin

Mushroom!
Tsuboyさんの足元に立派すぎるキノコが生えているのも可笑しかった。

Ohfujitsubo Live at Muryokoin
暮れていく空とオオフジツボ。

その後、乾杯の会にもおじゃまして地元スペシャルな居酒屋さんで
地元の人たちも交えておしゃべり。
ぷりぷりのだだちゃ豆や、山菜の天ぷらとかを振舞っていただき幸せ。
中尊寺の破石さんともトルコ話ができて楽しかった。

その後は一関で打ち上げにも顔を出させていただき
すっかり平泉を満喫した一日であった。