Chaingmai 4

4日目。昨日食べ過ぎたので、カオマンガイのお誘いは辞退して、メリディアン近くに毎朝出ているというお粥の屋台へ行くことに。豚のミートボールがごろごろ入っていて美味しい。

そのまま旧市街まで歩いてお堀の中を見たが、入り組んだ路地とバックパッカーが泊まるような小さめのゲストハウスがたくさんあって、これはこれで楽しそう。まさにOld Cityというかんじ。タイレシピの缶ビールを購入。こちらは韓国でつくっているようだ。
ついでにターペー門から続いているマーケットで、モン族のポーチを購入。古裂で作られているものは珍しいのでまだ残っていてよかった。

夕方まではまったりとホテルのプールサイドで読書をしたり。
この気候とこの土地柄に全く似つかわしくないウエルベックの処女作『H.P.ラブクラフト』を持ってきてしまったが、意外と捗る。

昼は若者の街ニマンヘミンへ。おしゃれなカフェや洋服屋が並ぶ。大学が近いので若者が多いらしい。滞在型のサービスアパートメントもたくさん建っていて長期滞在向けだ。目当てのガイトード屋に2軒も振られて、たどり着いた食堂はおかずを自分たちで選べる地元密着型の食堂だった。どれもおいしい。

食堂のすぐ脇には真新しいショッピングモール「one nimman」ができていた。レンガ造りで、古めかしく作ってあるが、つい去年まではサラ地だったとのこと。ちょうど横浜の赤レンガ倉庫のような感じだ。中はほぼ外国人向けの免税店で、値段もそこそこ高いが、クロコダイルの専門店は日本から比べると格段に安いらしい。Mさんは旦那様にお財布を選んでいた。


その後内山家御用達のシルバーアクセサリー屋さんへ。確かにシンプルで洗練されたデザインに質の良い天然石で値段もお手頃である。女子3人、きゃっきゃ言いながらああでもないこうでもないとアクセサリーを選び、私は薄いピンクのローズクオーツのピアスと、グリーンにもグレーにも見えるラブラトライトのネックレスを買った。

一旦宿に戻り少し休憩してから、イシイと再びニマンヘミンへ向かう。チェンマイのクラフトビアバーを周る思ったのだが、そもそもタイでは自家醸造や小規模醸造が法律で禁止されており、クラフトビール関係者は皆、レシピをカンボジア・韓国・オーストラリアなどの海外に委託して逆輸入すると言うパターンをとっているようで、樽がある店が少ない。なかなか大変である。

一軒目に訪れた「Beer My Friend」さんは青山にでもありそうな店構えで、店員さんも英語がペラペラ。タイでもクラフトビールは人気だが、なかなか法的にうまくいかないことを嘆いていらっしゃった。
その後、「BEER LAB」と言う大バコのビアバーへ。ここはほぼカップルと外国人観光客しかいない。海外のボトルビールメインだったのが残念だが、プレートはチェンマイ名物のおつまみが並んでいてなかなか良い。

そして初のトゥクトゥクに挑戦。最初200Bとふっかけられたが「100B以上では乗らない」といったところ引き止められて、あっさり100Bになった。いきなり3分の2になるってどうなのよ。安全面や大気汚染の問題から、もうトゥクトゥク営業の新規登録は受け付けられていないらしい。ゴーカートに乗っているようで楽しいのだけどね。

そのままお堀の北東の超有名店ジョーグ・ソンペットへ。24時間営業の超有名なお粥屋さんである。ここでもわたしは自分で考えることなくU家のお薦めを踏襲。鶏のモモ焼きとバジルの葉を散らしてあるものがご飯の上にのっかっているやつで、見るからに美味しそう。味が濃いめで元気が出る味だった。

その後フラフラとお堀を歩いていたらマニ・ノッパラッ・フードマーケットと言うのに出くわす。ここでもロティを食べてみたが、こちらもなかなかおいしかった。