リスボン4日め。
午前中は自然史博物館と植物園へ。丘の上のほうの地区で大学の施設のようだった。
古い理科室がそのまま展示室になっていて冷たいタイルや薬瓶、実験器具がぎっしりと棚に並んでいて天国のようであった。イシイをほったらかしにしてひたすら写真を撮りまくる。
植物園のほうも、巨大なドラセナや南国風の植物がもっさりと生えていて、こぢんまりとしているがよい植物園であった。
ランチはヌーベル・キュイジーヌのSEA MEさんへ。TimeOutのフードコートでも出店している人気店で、かなり日本食インスパイアであった。ここで「URAMAKI」という言葉を初めて見る。どうも、ご飯を外側にして巻いたカリフォルニアロールのようなものをURAMAKIというようである。
リスボンの有名なケーブルカーVICA。
その後、アルファマという下町へ。高低差があるリスボンでも最も古い街で、いりくんだ路地や朽ちた石壁が谷中と似ている。
日が暮れたころに、初日に通りがかったDuque Breweryさんへ。週末のいい時間だったからかすごい混雑。お客さんがトランペットと愛の讃歌を吹き始めたりしてカオス。
ご近所さんに教えてもらったポートワイン協会が運営しているバーでポルトを1杯。1杯1.5ユーロという破格のお値段から。接客はもちろんそれなりである。
夜は賑やかなバイロ・アルト地区へ。リスボン最終日ということで、あまり雑なものも食べたくないしどうしようと思ったが、どこも混んでいて予約がないといい店には入れなそうだ。2軒ほどフラれて、たまたま通りがかった雰囲気のよさそうな「Sul」という店へ。魔法使いみたいな渋いマダムが接客してくれた。石焼きのステーキなんかがあって面白い。