Sendai 2

仙台2日目は観光。昨日は移動で半日使ってしまって観光らしい観光をしなかったので今日はいろいろ回ってみることに。朝ごはんは仙台駅のコラボカフェで。目星をつけていたお店は開店前から行列ができていたのでさっさと諦め、「杜のカフェ」でトーストと珈琲。私は小倉トーストにしてみた。コラボメニューの珈琲に金箔が入っている。

駅からタクシーで伊達政宗の墓所・瑞鳳殿へ。一度来ているはずなのだがアプローチを完全に忘れていた。まずは瑞宝寺。伊達藩の菩提寺だそうだ。

そこからゆったりとした階段を登っていく。チケットを買って中に入ると、まず最初に涅槃門、唐門をくぐり、豪奢な桃山風の豪華絢爛な霊屋瑞鳳殿が現れる。命日が5月24日だったそうで明日だったら御開帳が観られたそうで残念。竹雀の家紋が美しい。先には伊達政宗の子供たちの墓所も点在している。少し日が指してきて新緑が眩しい。震災の被害なのか倒れた灯籠がまだそのままになっている。

その後、またタクシーで仙台城址へ。護国神社でお参りしてから正宗公の騎馬像を拝む。もとは駅前にあって待ち合わせ場所として親しまれていたようだが、仙台市内を一望できる場所にあって、ここに移設されたのは大正解だなと思った。戦没者の慰霊顕彰碑「昭忠碑」の青銅の鵄(トビ)の像も震災で塔から落下したらしい。

その後、またタクシーで仙台市立博物館へ。市立とは思えない規模で、大都市をめぐる展覧会はここで展示されるようだ。ちょうど『仙台市博物館開館60周年記念祭 たっぷり わくわく 名品尽し』開催中です。伊達藩のお宝もたくさんあり見応えがあった。昨日、義伝を観たばかりなので伊達政宗の漆黒の具足や愛刀の太刀「鎺国行」も展示されていた。慶長遣欧使節団の支倉常長に関する展示も充実していて世界記憶遺産としても登録されている資料の数々も拝むことができた。

大満足して仙台駅へ。駅近くの「たんや善治郎」本店で牛タン定食をいただき、その後駅ナカの「ずんだ茶寮」でずんだ餅をいただき、トドメに新幹線構内の「杜のカフェ」で珈琲を飲んで新幹線に乗車。最後の最後まで伊達尽くしの仙台だった。