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Typhoon Hagibis

記録的な台風19号が日本列島を縦断した。5日前から進路予想は出ていて、ほぼはずれることなく伊豆半島に上陸したあとは関東、東北の三陸を通っていったかたちだ。南の海上にあるときの中心気圧は925hPa。東京にきたときは950hPaくらいだっただろうか。この気圧を保ったまま関東に上陸するというのは記録的なことらしい(羽田では観測史上最大の風速を記録したらしい)。

くるぞくるぞと言われても、いのちを守る行動を、と言われても、実際にできることは少ない。ペットボトルの水もガスボンベも近所ではすっかり売り切れてしまっていて、何軒もまわって入手することはさっさと諦めて在庫と汲み置きで対応しようということになった。結局、そこまで危機感がなかったとも言える。

結果的には江戸川も荒川も利根川も氾濫することなく、多摩川沿岸と排水問題を抱えた武蔵小杉の被害以外はたいした被害が出なかった。東京の治水に感心するとともに、これ以上の台風が来たら終わるな〜と、ぞっとする1日であった。結局のところ、あとちょっと勢力を維持したまま上陸していたらすべてのダムは決壊し、川は氾濫し、東京の1/3ほどは浸水していただろう。下水が溢れた瞬間にもう外には出られないのだ。

最悪の想定をして、ネットやテレビを見る。ある意味、最悪の答え合わせをしているようで、想定に近ければ近いほど脳は喜んでいるような気もする。そんな事実にまた嫌悪感を覚える。その繰り返しで神経が削られた1日だった。